吸血鬼によく似た彼女は暗殺教室の裏切り者にされるが……

5 本当に ページ7

理科室

姫｢Aさぁん！来てくれたんだねぇ！｣

貴｢何かな？姫石さん？さっさと終わらせやがれください｣

姫(ここで録音っと)

姫｢Aさんってさ､中也くんと付き合ってるんでしょ？｣

貴｢そうだけど｡それがどうかしたの？｣

姫｢あなたには裏切り者になってもらって､そしたら中也くん達はきっと私の味方になってくれる｡えぇ！きっと！だから､Aさんはぁ〜裏切り者になって♡｣

ザシュッ

姫石は自分の腕にカッターの傷をつける

姫｢キャーーーッ！！｣

貴｢うるせぇな〜｣ﾎﾞｿｯ

片｢どうしたの！？｣

莉｢この傷！……澪田あんたがやったの？｣

貴｢……｣

寺｢お前､そういう奴だったんだな｣

矢｢裏切り者だよ！｣

姫｢ふぇ〜ん！｣

莉｢大丈夫だよ！私達がいるから｣

貴｢うふふふ｡あはは､あはははははは！！｣

前｢何がおかしいんだよ！｣

貴｢いやぁ､あなた達がそんなにバカな人達なんて思わなかったよ！｣

寺｢なんだと！お前！裏切り者の分際で何言ってんだ！｣

貴｢いやぁ､今私の目の前にいるのは愚かな人間だけだよ｡ていうかさ､裏切り者なんて本当に分かってんの？証拠は？｣

片｢姫石さんの傷が証拠じゃない！｣

貴｢いいの？本当にそれで決めていいの？あなた達はこの教室で何を学んできたの？よく考えてみたら？あ､この教室に入ってきたばかりのくせに｡って思った人がいたらごめんね〜！んじゃあね｡愚か者達｣

Aは理科室から出ていく

外

貴｢中也､あいつら愚か者ね｣

中｢外から見てたが､ありゃとんでもねぇな〜｣

貴｢ね〜｡自分の腕切ってなんの得があるのやら｡｣

中｢一応､迎えの車を待たせてある｣

貴｢まじで､中也ありがと〜！｣

ポートマフィア

森｢Aちゃん｡椚ヶ丘中学校はどうだったかい？｣

貴｢あんな所､愚か者の集まりです｡首領､裏切り行為を見つけた場合は始末でしたよね｣

森｢その通りだ｡Aちゃん頼むよ｡｣

貴｢わかりました｡あと首領､1ついいですか？｣

森｢なんだい？Aちゃん｣

貴｢椚ヶ丘中学校での異能力の許可をお願いします｡｣

森｢まぁ､姫石財閥もすぐ無くなることだし｡防衛省に頼んでみるよ｣

貴｢ありがとうございます｡｣

エ｢A！リンタロウとの話は終わった？｣

貴｢はい､終わりましたよ｡｣

エ｢じゃあ！私と遊びましょ！｣

貴｢はい､エリス嬢｡｣

エ(Aが元気ないわね……ごめんねA｡私も一緒に行きたいのに)

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