吸血鬼によく似た彼女は暗殺教室の裏切り者にされるが……

15 京都の裏切りさん ページ17

貴｢さーてと､裏切りさん達はどこにいるのかな？｣

中｢まず､高校生としか情報がねぇからな｣

貴｢……中也､渚の班のところに行くよ｣

中｢どうしてだ？｣

貴｢私の勘がそう言ってるの｡｣

中｢わかった､Aの勘は的中だからな｣

路地裏

貴｢渚､女子達はどうしたの｣

渚｢実は､高校生の男に連れ去られて｣

貴 中｢！｣

業｢どうしたの？何か心当たりがあるの？｣

貴｢あなた達のおかげで手間が省けたわ｣

中｢そんじゃ､そいつらを追いかけるか｣









貴｢見つけたよ｡裏切り者の高校生｣

高｢Aさん！どうしてここに……｣

貴｢あんた達が裏切り行為をしたから来てんだよ｡異能力｢月への冥界｣

Aは弾幕を出す

貴｢中也〜､渚達に目を隠すように言っといてね〜｣

中｢わかった｣

高｢Aさん！どうかお許しを！｣

貴｢あぁ､可哀想ね〜｡でも､自業自得よ｣

ドカンッ！！

Aは高校生達に弾幕を打つ

貴｢終わったわ｡カエデちゃん達､大丈夫かしら？｣

茅｢うん！ありがとう！｣

神｢ありがとうございます！｣

貴｢ならよかった｣

中｢んじゃ戻ろうぜ｣






貴｢首領､裏切り者の始末を終了しました｣

森｢ありがとうAちゃん｡明日には帰るから今日はゆっくり休みなさい｣

貴｢わかりました｡それでは失礼します｣

Aは首領の部屋から出る

森｢昔と変わったね｡昔は人形みたいに忠実な子だったのに｣





エ｢A！おかえりなさい！｣

鏡｢Aお姉様､お疲れ様｡｣

貴｢ただいまです！鏡花ちゃん､エリス嬢！｣

紅｢Aや､茶が入ったのじゃが｡一緒にどうかえ？｣

貴｢はい､いただきます！｣

紅｢鏡花とエリス嬢も｣

鏡｢うん､飲みたい｣

エ｢私も！｣

ドカンッ！

ビリッ！

ガンッ！！

貴｢……うるさいな〜｣

鏡｢襖が破れた音が聞こえた｣

紅｢中也達は昨日のことに懲りてないみたいじゃな｣

エ｢Aに嫌われちゃうわね｡｣

貴｢すみません｡私､ちょっと行ってきます｣

鏡｢Aお姉様､大丈夫？｣

貴｢大丈夫！それじゃあ｣

双黒部屋

太｢Aに嫌われた！！どうしよう！！｣

中｢太宰､落ち着け！Aからは前から嫌われてるだろうが！｣

芥｢人虎！いい加減にしろ！僕の勝ちだ！｣

敦｢いい加減にするのは芥川だ！それに僕の勝ちだ！｣

太｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｨ！！中也！ニジイロのゾウリムシだ！｣

中｢だから､いねぇって言ってんだろ！｣

芥｢人虎！負けを認めろ！｣

敦｢まず負けてないし！｣

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