65 真実 絶望的希望 ページ38
ジ「見つけた……」
貴「あら、さっきの」
ク「みあ!一緒に帰りましょう!」
貴「私は帰らない」
ジ「やっぱりか……みあ、お前は過去に行方不明になった事は覚えているか?」
貴「私が行方不明?無いわ」
ジ「じゃあ、こいつは?」
?「あれ?全然背が伸びてないじゃない!全部弾幕に吸い取られたんじゃないの〜?」
真歩「久しぶりね。スカーレット」
ジ「2人は、行方不明になった時に出会い名前も一緒だったからその時はスカーレットと名乗っていた。そこで名が付いたのが「双紅」という名だ。この名前に聞き覚えがあるんじゃないか?
真歩「嘘でしょ?あんた、まだ偽名使ってんの?ヴァルキリカ・スカーレットでしょ」
ジ「何だ?その名前」
真歩「スカーレットの本名。此奴は、元マフィア。」
真歩「スカーレット。首領の命令よ。また、双紅として動かないとならない」
貴「私はもう辞めたのよ……それに私はミーニャ様の下僕なのだからそんなものにはならないわ。」
真歩「うぷぷぷ、いいわ!またこんな事になってしまうなんてなんという絶望なのかしら!まぁスカーレットはまだ小さいから手加減してあげちゃう♡」
貴「何言っているのか全く理解できないのだけれど?」
真歩「私が言ったことは絶対よ。スカーレット、あなたは私の犬よ!!」
貴「ふふふ、片腹痛い。私があなたの犬なわけないでしょう」
真歩「……絶望顔見せてもらうわよ」
ジ「ちょっと待てよ!」
真歩「あら?なーに?」
ジ「さっきから聞いてれば勝手なこと言いやがって!みあは連れて行かせねぇ!!」
貴「それは私のセリフよ。あなたたち私のことを置いて話を進めるんですもの、やっぱり始末しないといけないようね」
真歩「ふふ。実に楽しいわねぇ♡」
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作者名:桜姫 | 作成日時:2020年5月21日 23時