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「いやよ！いや、なんで貴方が…」
朝、やけに校門が騒がしい。
昨日の放課後に、大量のハンバーグを食べたおかげで今日は気分がいい。シャオロン、と名乗る昨日の彼とも連絡先を交換し、友人になった。
この学園に通って初めての友人である。
それを伝えると、シャオロンはさらに嬉しそうに笑っていた。
ルンルンの気分で、校門をくぐる。
すると、騒ぎの中心から、誰かが飛んできて、私に抱き着いてくる。
「わっ」と言いながら、重心が傾くが、上手く支えられ倒れるのは防がれた。
「おはよ！A！」
昨日よりも断然テンションが高いシャオロン。元気になって良かったと思い、「おはよう」と返した。
「シャオロン！！いい加減にしなさい！！」
聞いたことのある怒声が響く。
はたまた、集団の中心から、昨日の女子生徒が現れた。どうやら、今日の騒ぎは、彼女とシャオロンが原因のようで。
「専属執事を解消するって、何を言い出すの。その女から離れなさい」
「いやや」
ぎゅう、とシャオロンが私を強く抱きしめると同時に、
彼女の額に青筋が浮かぶ。
こわいし、苦しいっす、シャオロン。
「そもそも、こんな執事はいやって言ってたんはお前やん。俺から解消を宣言して何があかんの」
「貴方如きが、私にその提案をするってこと自体が！」
「話にならへんわ。ま、別にええけど。双方の同意がなくても解消できるし、」
ちらり、とこちらを見るシャオロン。
そのまま私の手をとり、唇を落とした。
「俺やって、仕えるご主人くらい選ぶ権利はあるもんな」
”Aお嬢様”
「お、じょうさま…？？？？？」
「はよ教室行こうや。俺がエスコートするから」
「ちょ、早い早い」
手を引かれ、そのまま教室へ一直線。
彼女から逃げるようにシャオロンによって引きずられるようにして、教室へたどり着いた私。
シャオロンは、手を離そうとしない。
「授業、始まっちゃいますけど」
「…はなれとう、ない。やっぱ、今日１日サボらへん？」
「ばか」
ダメです、と言えば、しゅんと落ち込むシャオロンに罪悪感が湧く。
私は何もしていないのに！！！
「お昼ご飯、一緒に食べる？」
「おひる！！おん、分かった！」
「じゃあ、手を離して、自分の教室へ向かうこと」
「約束やからなー！！」
いかにも、”わん”と吠えそうなほど、忠実な犬が、
本日から私の専属執事となったようです。
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しめじ - めっちゃ好きです〜😭❤️これからも無理のない程度に更新頑張ってください！応援してます！ (11月28日 18時) (
レス) id: 34533725fa (このIDを非表示/違反報告)
匿名のヤツ - コメント失礼します。shaちゃん可愛すぎ、、額が足りひん。を間に受けるknが面白すぎる、、。 (11月4日 18時) (レス) @page13 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - あんま可愛過ぎるやろ…不憫shoちゃん好き過ぎてほんと…よかったね、夢主ちゃんにいっぱい愛されるんだよ… (11月1日 15時) (レス) @page8 id: 9e64766d9e (このIDを非表示/違反報告)
りう - あ、、、すきっ (10月31日 23時) (レス) id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (10月29日 21時) (レス) id: a23b083970 (このIDを非表示/違反報告)
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