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そして、見事に拾い攫えたって話。
「ぱぱ、みるめないねえ」
「わいもそう思う」
ショッピの膝の上でアルバムを眺めるは、5歳児の女の子。
「ぱぱ！！もうはなしおわったやろ！？はよ、あそぼお！！」
「はいはい」
「わたしのぬいぐるみ投げんでや！！」
その傍で、ぬいぐるみをショッピに投げつけた、同じく5歳児の男の子。
「ただいまぁ…」
玄関の扉が開く。
「「ままだ！」」と子供２人の声が揃って、玄関の方へ走り去る。
ショッピも２人の背中を追って玄関へ向かった。
そこにいるのは、何故か服や顔が汚れ、膝から血を流し、穴の開いたエコバッグの中に大量に詰め込まれた食材を抱え込んだAの姿。
「何やってるん」
「帰り道、思いっきり転んで膝すりむいて、買い物袋にも穴が開いて…散々でした」
「連絡くれれば迎えに行きましたよ」
「携帯の電池も切れてた」
「…はあ」
大変な毎日を過ごしている。
ショッピが救急箱を取りに向かう。
「まま、おかえりー！」
「ただいま、お留守番楽しかった？」
「うん！ぱぱが、ママ大好きっていってた」
「うん？」
「ままもパパすきー？」
Aは驚いた表情を浮かべて、救急箱を持ってきたショッピと顔を合わせて笑った。
「好きだよ。」
貴方と一緒に居られる今があって良かった。
「私のぱぱやから、２人とも盗らないでね」
「はああああ…ほんま可愛すぎます」
ガバッとショッピがAに抱き着く。
「服と身体の汚れ取ってから怪我治療して、寝室行きましょ」
「おい」
「なんなら、一緒にお風呂入りましょう」
「ばかやろう」
なんとかショッピを引き剥がして、そのまま浴室へ向かうA。
ショッピは、渋々リビングへと戻り、Aが買ってきた日用品と食料品を整理し始める。
「「ままとぱぱ、なかよしやね」」
流石、”双子”といったところか、声が重なる。
告白に失敗したら、
友人が拾ってくれたはなし。
おわり
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珠 - 完結おめでとうございます、、、、！どうやってp君は夢主ちゃんを拾ったのか、妄想できる余韻を与えてくださりありがとうございます、、、。しばらく浸りながら過ごせます、、、！別作品も応援します！ (2023年4月20日 19時) (
レス) @page32 id: f8217748e0 (このIDを非表示/違反報告)
ワカメ - わあすきって感想しかでてこーへんくらい好きです… (2023年4月1日 18時) (レス) @page30 id: 103dc78d5a (このIDを非表示/違反報告)
urumirojikku(プロフ) - ﾊｯｯｯｯｯｯ天才ですか…？大好きです…, (2023年4月1日 16時) (レス) @page30 id: 0746ede06e (このIDを非表示/違反報告)
珠 - ほんとうにだいずきでずッッ！！！！！！ (2023年2月10日 18時) (レス) @page24 id: 74727e307b (このIDを非表示/違反報告)
まあこ - 直近で見た夢小説の中で、とぅさんの作品が1番大好きです！！他作品の続きも楽しみにしています！！頑張ってください！！ (2022年11月9日 10時) (レス) id: 1020e6eda3 (このIDを非表示/違反報告)
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