第八十二話 その後の処理 ページ1
――造船会社―地下――ナナシsibe
銃の音が止まった。
[零達は上手くやったみたいだね。]
「その割には硝子の音やら何やら五月蝿かったけどな。」
せっかく安心したのに何で茶々入れてくるんだよ東野さん................。
確かに五月蝿かったけどさあ。
「あの................零さん?って誰、何ですか?あと、あなたも...........?」
あ、そっか自己紹介も何もしてなかったんだ。
てかみゆきちゃんって六歳くらいだったんだね。零と同じくらいかと思ってた。
[じゃあ自己紹介しようか。僕は――あれ、なんて云えばいいんだろ。]
ナナシ?柊尚?異能生命体?人間?ヤベェ全然判んない................。
『普通にお前が思った事を云えばいい。』
[!!零................!?え、いつの間に............。]
いつの間にか零は、扉にもたれ掛かっていた。
「本当にな。気配を消すのが上手い奴だ。」
東野さんは呆れ半分、驚き半分、といった様に頭をかいた。
東野さんも気配消すの上手いよね?
一回見失ったんだよね。後ろにいたけど。あれは吃驚した。
「あ、貴方が零................さん?」
みゆきちゃんが戸惑った様に云う。
『嗚呼。いかにも。小生が君達の云っている零、悟ヶ原零だ。歳は十だし、
君とはそんなに差がある訳でもない。好きに呼んでくれ。』
零はそういい微笑んだ。
「綺麗................。」
みゆきちゃんがふと呟いた。
「あ、呼び名................零、零ちゃん...........んー。」
「あ、零姐様!!!!」
「『[え?/は?]』」
零................姐様?........は?
何でそうなったし。
『................まあいい。』
[そういえば零、福沢さんたちは?]
『................あの空気には................ちとばかしいずらくてね。』
零................どうかしたのかな?
あの空気?
『あと、ナナシ。すぐに出るよ。警察が来たら不味いことになる。』
!そっか。零は一応ポートマフィアだもんね。
警察は不味いのか。
「行くなら連絡先を寄越せ。長官にこの事件の事を報告しなければならない。」
『................はぁ。判りました。これで、良いですね。』
あ、ホントの連絡先渡すんだ。
まぁ特務課に喧嘩売りたくないからね。
__________NextTaim__________?
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三斗(トリップ願望者) - ええええええ!何でこんな此れから良い所☆みたいなとこで更新停止しそうになるかなああああああああああ‼‼‼作者さん!Please come buck‼‼‼‼‼ (2022年7月27日 14時) (レス) @page28 id: 50d700a5ed (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶(プロフ) - みゃうさん» ありがとうございます!諸事情により更新出来ていなかったのですが、これからは更新していきますのでよろしくお願いします!英語はもう諦めてまして……見逃してくださると幸いです。 (2019年7月27日 13時) (レス) id: 93dc29917b (このIDを非表示/違反報告)
みゃう - 吸血蝶さん、タイトルが気になって読んでみるとすごく面白かったです。・・・英語の勉強をしましょう? (2018年12月26日 13時) (レス) id: fa587dfb5c (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶(プロフ) - やみねこさん» ありがとうございます!!!最近は時間ができてきたので、多く更新できるよう頑張ります!!これからもよろしくお願いします! (2018年8月8日 13時) (レス) id: a5cd03074c (このIDを非表示/違反報告)
やみねこ - 百話おめでとうございます! (2018年8月7日 13時) (レス) id: 008d70804a (このIDを非表示/違反報告)
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