第百七話 この世界は狂っている ページ26
「ま、説明してやりますか。」
悟ヶ原宗田.......否、中原中也が静かに語りだした。
「とりあえずはまとめていくか。
手始めに、イレギュラーについて。全員で.......」
『小生、ナナシ、中原、首領、東野、宮部.......ほかにいたっけ?』
[えっと、いないはず。その六人で合ってるよ。]
「次に、今の時間軸。あの会社の社長死にやがってー、俺が死にそうでー
劇場終わってー次が、羊か。」
中原はどこからか取り出した万年筆で、人物名、そして日付を書き記していく。
『嗚呼。でも補足として、劇場の件、時間あってないかも知れないよ。
原作よりも太陽の沈みが早かった。
明確に日時が記されていたわけではないが、本来よりも遅いか早いかだね。
まぁあとから考えた年齢だと、遅いっていうのが妥当かな。』
そこまで言い切り、憶測に過ぎないけれど。と付け足した。
[じゃあどっかで詰め合わせが来るね。それかそのまま、全部ずらしていくのか。
江戸川君たちが夏目漱石に会うのも変更ありそう?]
「否、それはねェな。確かしっかり一年後かなんかッて書いてあったはずだ。」
『とりあえずの仮定だけど。明確にしるしてある分には狂うことはないはずだよ。
まぁ、だから原作が狂いかねないんだけどさ。』
「嗚呼。時間経過はあってもしっかりとした時間は書かれていない。」
『.......話が逸れたね。とりあえず、あと五年かそれくらいで羊の事が起こる
その一年前に現首領が死ぬ。というか森さんに協力してもらって殺す。』
「あー。それであの糞青鯖が証人だったな。」
[ふーん。僕は原作知らないからなぁ。.......指示してよね。ちゃんと動くんだから。]
ナナシは少々不貞腐れながら云った。
まるで子供の様に。
『.......判っているさ。』
「兎に角!!今は情報整理だ。ナナシに伝えようにも今のままじゃ伝えられんからな。」
空気を断ち切る様にそういった。
第百七話 きっといつか壊れてしまう→←第百六話 本性と過去と神様と
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三斗(トリップ願望者) - ええええええ!何でこんな此れから良い所☆みたいなとこで更新停止しそうになるかなああああああああああ‼‼‼作者さん!Please come buck‼‼‼‼‼ (2022年7月27日 14時) (レス) @page28 id: 50d700a5ed (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶(プロフ) - みゃうさん» ありがとうございます!諸事情により更新出来ていなかったのですが、これからは更新していきますのでよろしくお願いします!英語はもう諦めてまして……見逃してくださると幸いです。 (2019年7月27日 13時) (レス) id: 93dc29917b (このIDを非表示/違反報告)
みゃう - 吸血蝶さん、タイトルが気になって読んでみるとすごく面白かったです。・・・英語の勉強をしましょう? (2018年12月26日 13時) (レス) id: fa587dfb5c (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶(プロフ) - やみねこさん» ありがとうございます!!!最近は時間ができてきたので、多く更新できるよう頑張ります!!これからもよろしくお願いします! (2018年8月8日 13時) (レス) id: a5cd03074c (このIDを非表示/違反報告)
やみねこ - 百話おめでとうございます! (2018年8月7日 13時) (レス) id: 008d70804a (このIDを非表示/違反報告)
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