第17話「白髪の警察」 ページ19
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例えば自分が死に直面した時、最後になんて言う言葉を言うのだろう。
そんな想像するくらい、今の状況に危機感を感じている。
第17話「白髪の警察」
今日は善逸と映画を観にいっている。そして2人でボロ泣きしたのだ。「これは感動するわ」と。
そして善逸がトイレにいってる時、
「ねえお姉ちゃん本当に可愛いね、1人?」
「いや連れいます!」
「今は1人だよね?じゃあ俺らと遊ばない?」
「ううん!大丈夫です!」
と、何かいかつい集団にナンパをされたのだった。しかも5人くらいいる、え?こいつら見る目なさすぎん?と罵りたいがそんなことしたら私の首が飛ぶだろう。
そして善逸は帰ってきた。この時に事件は起きた。勿論善逸は私を守ってくれようとして
「あの〜。やめていただけます?」といかつい人に話しかけたのだが、デカい人が5人に対し善逸1人だ。勝てっこなかった。
そして善逸は絶対にやり返さないのだ。私を抱きしめて守ってくれた。
___その時、パーカーにジーンズを着た白髪の男の人が来た。
そして5人の急所をポンポンと叩いていき、みんな気絶していった。
「おー。大丈夫か?ってお前の髪色派手だなぁ!いいなぁ!しかも公共の場でイチャコラしてんじゃねえよ。派手すぎだ!」
「善逸…!善逸お願い返事して…」
善逸は頭から顔のいろんなところから血出てるし、腕力もなくなっている。それに気絶もしているようだ。それでも私を抱きしめてくれているのだ。
「到着が遅れて悪かったな。女の方は無傷か?」
「…はい。」
善逸が守ってくれたから、善逸が助けてくれたからだ。
「大丈夫、顔の傷も冷やしたら腫れが引くし骨も折れてねえ。ただ気絶してるだけだ。俺が運んでやるから車乗って、警察は呼んである。」
そして白髪の人は善逸をおんぶして駐車場のほうに向かった。
「あの、あなたは一体…」
「通りすがりの警察だよ。せっかくの休日があの地味なデカブツたちのせいで潰れちまった…。」
「…ありがとうございました、本当に。」
「仕事だからいいんだよ、それよりコイツ立派だな。お前に傷一つつけさせなかった。派手に大切にされてんだなお前。」
白髪の人そう言ってニカッと笑う。なんだかこの人の笑顔、安心するような笑顔だ。
「私は…いつも助けられてばっかです。」
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((続きます))
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セシルン(プロフ) - この作品も好きなんですが極悪犯の方も好きでまた読みたくて気づいたらパスワード掛かっていたのでパスワード教えてほしいです!お願いします! (2021年7月22日 1時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 豆大福さん» 皆様のおかげで無事完結することができました!ほのぼのとしていただけたのなら幸いです!そしてこちらこそ素晴らしいコメントありがとうございます!これからも頑張りますので何卒よろしくお願いいたします! (2020年3月21日 9時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ふぇりさん» ほのぼのとしていただけたのなら幸いです!!こちらこそ素晴らしいコメントありがとうございます!!!これからも頑張りますので、何卒よろしくお願い致します! (2020年3月21日 9時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - なはやんさん» ありがとうございます!!無事完結できましたのも皆様の応援のおかげでございます!!こちらこそ素晴らしいコメントありがとうございます!!これからも頑張りますので、何卒よろしくお願い致します! (2020年3月21日 9時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
豆大福 - 完結おめでとうございます!見ていてほのぼのしていました!これからも応援してます! (2020年3月21日 8時) (レス) id: eb8684d377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬん | 作者ホームページ:http://urana
作成日時:2020年3月13日 0時