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お酒/ノーマン ページ18




お酒 × ノーマン
筆 ぬん






「いくらなんでもノーマン呑みすぎ!!!」
「だって、だって…。」
「よしよし、わかったから一旦水飲んで…!!」


今日はノーマンにのみに誘われ、珍しいな、と思いながら店に行けばノーマンからはただひたすら「彼女のエマが最近冷たい件」について語られた。


「どうしてエマは最近冷たいんだと思う…?」
「んー、なんだろう。エマが理由もなくそんなことするようにも思えないし…。ノーマン無意識のうちになんかしちゃったんじゃないの?」
「やっぱそうだよね…。」
「ノーマン、エマのことになると急に知力下がるよね。」
「それだけ余裕ないってことなの!」


ノーマンは顔を真っ赤にして顔を伏せた。「あー」なんて言いながら枝豆を食べる姿は、なんか、おっさん臭い。


「ってかそもそも私と2人で呑んでることがまずダメなんじゃないの?」
「え…!?」
「いや、勢いがすごいって…!」


ノーマンは伏せた顔を凄い勢いでこっちに向けた。
そして手に持っていた枝豆の殻を皿においてこう言ったのだ。



「でも、Aは昔からの友達だし、それをダメと言われたら寧ろ誰に相談すればいいか…。」
「レイがいるじゃん。少なくともノーマンよりは女心わかってるよ、あいつ。」
「レイ…もいいけど、僕はAがいいの。」
「…そう言うとこじゃない?」
「え、どういうとこ?」
「ノーマンが誰にでも天然タラシするところ!」


やっぱりエマのことになると知力の低下が著しいノーマン。
コテンと首を傾げて私の方を見る。



「とにかく!もう帰ろう!!エマに直接聞いてみればいいじゃない。私に聞いたって答えが見つかるわけじゃないんだし、無駄でしょ?こうしてる間もエマはノーマンのこと待ってるかもしれないんだよ!」
「な、なんで怒ってるの?」
「ノーマンが女心わかってなさすぎるからに決まってるでしょ!?」


そう、ノーマンは女というものを理解しているようで理解していないのだ。

私だって、ノーマンのことを好きだった時代もあったんだ。
でも蓋をした。


「エマとノーマンは幸せじゃなきゃダメなの。」
「急にどうしたの?」
「だからもう2人で呑むのとかやめよ。」
「嫌だよ、僕Aと話すの好きだし。」
「…死ね!!!」
「えっ!?何をまた急に!!」


ほんと、こいつは女心をわかっていない。






((天才ノーマンさんの知力を低下させてしまいすみませんでした))


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サキ - 気づいてよって....多分、アンナですよねっ? (2020年4月29日 19時) (レス) id: 90add5d8ce (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - 愛され系ヤバいです!僕得です!他にもそういうの(愛され)書いてくれませんか? (2019年3月9日 21時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - カズハさん» ノマエマは尊いですね...!そして天然タラシのノーマンさんカッコ良いです!!ありがとうございます!!更新頑張ります!!!! (2019年3月1日 21時) (レス) id: 3562bc5832 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - すらーむすらさん» 可愛いですよね!!さすが紅葉です!!ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2019年3月1日 21時) (レス) id: 3562bc5832 (このIDを非表示/違反報告)
カズハ(プロフ) - お酒/ノーマン最高ですww絶対こんな感じだ、って思いながら読んでましたwこれからも頑張って下さい! (2019年3月1日 21時) (レス) id: ddeabf0827 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬん と 桜木紅葉 x他1人 | 作者ホームページ:http://urana  
作成日時:2019年2月18日 19時

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