優しく歪に蕩けるように【ツイステ】 (ページ10)

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思い通りにページ10

ふ、と目が覚めた

頭がふわふわする

私は、何故こんな所にいるのだろう

小さい檻の中

…怖い、寒い、暗い

怖い、1人は、独りは怖い

誰か、誰か、誰か

紫桜「…っ、…」

鉄格子を揺すってみるがビクともしない

…牢屋のドア、開いている訳が無い

…ドアを押す

紫桜「…っ…寂しい…よ…」

…檻の中にあるふかふかのベットに寝転がる

…ふわふわなのにひんやりとしていて寂しい

ー寂しい

寂しい、寂しい、寂しい

紫桜「…ぅ、ぐすっ…寂しい、誰かぁ…」

涙が溢れて止まらない

…暗闇への恐怖か、寒さへの怯えか

違う

独りが怖い

思えば私の傍には常に誰かが異たような気がｽる

「っ…ハァッ、ハァッ…やだ、怖い、誰か、…ハァッ、…」

思い出さなきゃ、思いﾀﾞさなきゃ、思い出さなきゃ

思い出さなキゃ、駄目なのに

ーここから、逃げなきゃ

あれ、なんで、私、なんで逃げよう奈んて思ったの？

教えて、教えて

私は、私ﾊ、私は誰？

それｽらわ駆らない

ー私の、名ﾏ、ヱは？

リ？゛ﾙ、「紫桜、独りは怖いだろう。僕達が一緒にいてあげるから、ほら、逃げるなんてダメだよ」

?レ、??「紫桜、すまない、寂しかったか？」

、????？レ????、？憜??ﾚ????

毛??ｲ、？「紫桜ちゃん、寂しかったでしょ？怖かったでしょ、あぁほら、そんな顔も可愛いよ！」

リ？゛、?ﾙ「あぁ、もう自分の名前すら覚えていないのだろう？」

?ﾚ､??「それでいいんだ、俺達のことだけを考えていればいい」

紫桜「、ﾚ…、リ、？？ﾙ？？？…ケ、…？」

ﾘ??ド「リドル、リドル・ローズハートだよ。大丈夫、忘れさせたりなんかしない。何度だって言ってあげるから」

ト、??ｲ「薔薇を塗ろう(どぅーどぅる・すーと)、何度でも塗り替えてみせるからな、離れないように」

ｹ…、?ﾄ「紫桜ちゃん。紫桜ちゃん、ケイト、ケイト・ダイヤモンド、俺の、俺の天使。可愛いねぇ」