松村さんの彼女さん (ページ34)

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帰ってきたら速攻で謝ろうと思って、一日中ソワソワしてた

『ただいまぁ』

やっと帰ってきたAに即座に頭を下げて謝った

「ごめんA」

『え？何が？』

「昨日めっちゃ八つ当たりした」

『あぁ昨日ね笑気にしてないから別にいいよ』

「本当に？」

『うん笑』

「はぁよかった、これで許されなかったら俺どうしようかと思ったよ…」

『北斗が頑張ってるの私は知ってるから』

「え？…」

次の言葉が口から出ようとした瞬間、それはAによって止められた

「ちょ、A？どうしたのよ笑」

『ううん、私からちゅーしたかっただけ』

「今日は甘えたさんですか笑」

『っ昨日構ってくれなかったくせに…』

「だからっ、その件に関しては本当にごめんって」

『やっぱ許さない、お風呂入ってくる』

「いや、それはさせないから」

『へ？っ…』

「言っとくけど、ちゅーしてきたあなたが悪いからね？約17cmも差がある男に上目遣いでちゅーするのが悪い」

Aの体の腰に手を巻いて、ガッツリホールドして逃がさないように抱きしめた

その瞬間に彼女の耳元に口を持っていき、軽くキスをして問いかけた

「ソファとベッドどっちがいい？」

『ちょ、北斗、まだお風呂入ってない…』

「そんなの後で二人で入ればいいのよ」

『で、でも…』

「どっちか選ばないと俺が決めるよ？」

『…っ…ベッドで…』

「決まりね」

そう言って彼女を姫抱きにし、寝室へ向かった…

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