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厄介な奴ら/雨空と青空 ページ8







Fukazawa side





あの厄介な三人にAのことを知られてから紹介しろ




ってうるさいんだもん!




だから異動になる前に会わせることに




「はい、渡辺Aね」




仕方なくスケジュールを合わせてもらってみんなの前で紹介をする




「俺の彼女で」


渡「俺の妹」




しょうたがそう言うと




康二が口を開いた




向「なんや、ややこしいなぁ」


「だから言ったじゃん!別にいいんじゃないの?って!」




俺と康二が言い合いを始めるとAが止めに入った




『辰哉くんと向井さん、とりあえず、落ち着きましょ?笑』




中間に割って入ってきたAに後退りする




康二にはめっちゃ笑顔なのに俺見た瞬間険しい顔つきに変わるから尚更




『皆さん、呆れてますし笑』




周りを見渡せばお前ら何やってんのみたいな顔してみんな見てくんの




ちょー怖かった




『折角時間作ったのに…』


「ごめんってA」


『初っ端から喧嘩?笑』


「喧嘩はしてないから、あれが通常」




二人での帰り道




柄でもなく二人して手を繋いで帰った




「もうちょいで異動だね…」


『うん、寂しい顔しないでよ笑』


「そりゃ寂しいって…俺めっちゃめっちゃ好きなんだよ?」


『ありがとう』




向かう先はAの家




一人で帰らせるほど最低な人では無いから笑




「お邪魔しま〜す…」


『座ってていいよ』




それから流れ的に部屋へ上がることになるのよね




この前も来たから今日で二回目




「あ、これ」


『え?なに?』




テレビ台の上に置かれていたものに見覚えがあった為ソファから立ち上がる




手にとってみれば間違いない




「俺が無くしてたピアス!」


『…あぁ、昔私の部屋に置いてったから…』


「これ高校の時から使ってたんだよなぁ」


『初めて会った時もそれだった笑』




テーブル付近で何やら書いているAの方向へ体を向けた




「ねぇねぇ、これ持って帰ってい?」


『いいよ、辰哉くんのだし』


「ってかさ、えろくね?」


『…っ何言っての…』


「昔部屋に置いて行ったって…家に誰もいない時二人で…」


『…っちょ、ばか』




椅子から立ち上がり手元にあったノートをパタンと閉めたあと




俺の隣を通り過ぎようとしたから咄嗟に腕を掴んで引き止めた








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作者名:チョコ | 作成日時:2022年9月18日 15時

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