検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:80,224 hit

ページ9







Fukazawa side





『なに…』


「はい、ここ立って」




振り向いた彼女を俺の目の前へ立つように促した




不思議ながらも従順にいうことを聞いてくれる




「ん、よし」


『…え…ちょっと…』




そのままテーブルの上に座らせその横に手を着いた




『…何するの』


「んふ、何だと思う?」




顔を赤くしたままの彼女




その首筋に顔を持っていけばくすぐったそうに身を強ばらせる




「ね、久しぶりだし優しくできないかも」


『…ばか』




首筋に跡を付け、それから唇に吸い付いた




久しぶりに見るその反応は何一つ変わってなくて初心で可愛らしい




「本当にめっちゃ好き、めっちゃかぁいい」




息継ぎの合間にそう言えばまた顔を赤く染めていく




物音なんて何一つ聞こえない




響いてるのはリップ音だけ




渡「A〜」




服の中に手を入れた瞬間だった




さっきまで一緒に居たなべが何の気なしにリビングへのドアを開けて入ってきた




渡「は?…」


『…お兄ちゃん…』




一瞬で凍りついた現場




慌てて手を引っ込め、彼女の横に着いていた手も離した




渡「あ〜なんかわりぃ」




俺たちから視線を外し、来た道を戻って玄関のドアを閉めたしょうた




一瞬の出来事すぎてこっちはまだ固まったまま




『…続き、して?』





_______






岩「お前がっつきすぎだろ」


「え?なにが?」




次の日楽屋へ入れば一斉に視線が集まる




不思議に思っていたが、なべが目に入り、お前かと確信した




「しょうた!」


渡「うっわ、ふっかが怒った」


「絶対言うなって昨日連絡したよな!」


渡「つい口から出た笑ごめんって」




この追いかけっこは意外と長く続きました








【厄介な奴ら】from雨空と青空[完]

なんでもない日/抱きしめてキスして守って→←厄介な奴ら/雨空と青空



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (162 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
683人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 深澤辰哉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チョコ | 作成日時:2022年9月18日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。