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会「いやぁ、最近どうかなって思ってね」
とても気さくで、こんな私でも喋りかけやすいようなお人柄
そして、社長のお父さん
だから必然的に私の義父にあたる
会「会社、辞めるんだって？」
『…はい、短い間でしたが…』
社長室までの道のり
何とか会話を止めてしまわないように頭の中を常にフル稼働
会「それと、辰哉と離婚を？」
『…申し訳ございません』
会「別に大丈夫なんだけどね笑」
丁度よく社長室に着いてくれたため、そこで会話は途切れた
「A」
『はい』
お茶を注いで持っていくと、社長に隣に座るよう促される
会「Aちゃん、一度辰哉と離れた方がいいのかもね」
『…っえ？』
会長の言葉に少し言葉が遅れると共に
隣の社長はなんとも言えぬ顔でどこか納得してる様子
会「…離婚の話が出たんなら、少し離れて考えるのもいいんじゃない？」
『…そう、ですね笑』
「これは私情だからね」
どこか一点を見つめながら社長が口を開いた
決して誰を見ることも無く
会「うん、秘書だから、は無しね」
見透かされたように見てくる会長はやっぱり社長に似ている
『…離れてみましょうか…？』
「A、それで本当にいい？」
『…はい、離れてみるのも大事ですから』
この決断が当たっていた気がする
この時は…
＿＿＿＿＿＿＿
凛「え〜笑まだ離婚してないの？笑」
『なんだかややこしい方に行ってる気がする〜』
お店の机に項垂れながら凛ちゃんの方を見た
凛「ついに別居でしょ？家用意してくれんのあっちだしいいじゃん」
『…でもっ…腑に落ちないというかなんというか…』
凛「もしかして本気で好きになった？」
『…っなわけ』
さっきの凛ちゃんの言葉に絶対と言って頷くことは
今の私には不可能だった
『社長、秘書候補をリストアップしておきました』
次の日、何事も無かったかのように次の秘書についての情報をタブレットで見せる
『今週の水曜日、この方々が面接にいらっしゃるので』
「…りょーかい」
いつもの冷たい目線に素っ気ない返事、大して変わりやしない
『私は、新しい秘書に仕事を教育した後、辞めさせて頂きます』
「…ん」
結局は誰でもよかった話
この場がもし違う子だったらその子と結婚していたのだろう
私じゃなくても良かった、そう、それだけ…
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ひよこ(プロフ) - Web版でやってみたら見れました！ありがとうございます！！これからも作品楽しみにしてます！ (2022年12月11日 17時) (
レス) id: 319ea55b20 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - ひよこさん» 私の作った作品が全部ある作品ページに飛んでいただけるとあるかと思いますが、R18設定にしているので、もし見れない場合はWeb版の占ツクに飛んで設定変えた方がいいかもです！ (2022年12月10日 19時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 番外編はどうやれば見れますか？？ (2022年12月10日 15時) (レス) @page37 id: 319ea55b20 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - れにょんさん» コメントありがとうございます！ぜひぜひお話読んでみてください！ (2022年9月18日 19時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
れにょん(プロフ) - チョコさんのお話初めて拝読してます！難が続くんですね、スカッとしたいです！他の作品も読んでみようと思います。 (2022年9月18日 17時) (レス) @page17 id: 72b503e088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年9月7日 2時
