愛すべき人はツンデレでして。(ybhk)

。 ページ33

．


肩は衣装だというのに、この子の涙で濡れている。


だけど、この子が悪い訳じゃないし
眠ってるのに起こすことはできない。




薮「まじで寝顔かわいいな…、」




「え、俺もみたい。」




抱っこしてるから、俺から顔は見えなくて
やぶはといえば、寝顔を見てニコニコしている。




すると、お母さんらしき人が帰ってきて
「すみません、」と子どもを俺から受けとった。



やっと寝顔が見ることが出来た俺は、
その可愛さに思わず頬をプニプニといじる。



「おもちみたい笑」



小さい子の特有というか、
ムチムチ、ツルツルした肌。



「いいなぁ、俺も子供ほしい…」



薮「もちろん、俺との子だよな？？」



「はっ、な、なに言ってんの？」



薮「おいおい、そんな照れんなって。」



「…テレてねぇよ！
第一、俺は産まないし産めないから！」



そう言うと、「…ちぇっ、つまんねーの。」と
裕翔の元へ行くやぶ。



メンバーは、ほんとに俺らの息子みたいなもんだから。



怒ったりもするし、時には誉める。
それが俺の教育スタイル。


やぶはホントに当てになんないけど、、さ。
もしいなかったら、
俺だけじゃ上手くできなかったと思う。


感謝って言葉じゃ足りないくらい。



…俺だって、やぶとの子どもがほしい。



そんなこと思ったのは秘密だけど。





Fin.

▽チューとか…どう？▽→←。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す