もう1人の男装少女【ツイステ】

Twenty five ページ29

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「え、なんで」



目の前に広がる草原。



サバナクロー寮だ。



夜も更けて、なんだか良い雰囲気。





A「…っレオナさん、私帰r……





っ！？」






いきなり首の後ろとおでこに手を当てられた。




ていうか、




近い。





A「……っ〜////// なんですか…！？」




レオナ「……お前、やっぱり熱あんだろ




あっちでなんかあったら面倒だから今日はサバナクローに居ろ」





確かに、言われてみれば少しぼーっとしてしまう事もあったりなかったり…？？





フロイド『なんか、今日かわいい。


なんてゆーの、いつもよりぽけーっとしてるし』





(っそういう事か……！！！！)



蘇る記憶。






A「いやでも、ご迷惑ですし部屋をお借りする訳には……」


レオナ「俺の部屋でイイだろ」


A「は？」





"俺の部屋" ？？？？？？




A「っそれは色々と問題といいますか私女って認知されぎゃぁ！？」


レオナ「テメェはもっと女らしい声出せねぇのか」





いわゆる "お姫様抱っこ"をされた。




言い方こそ強かったけれど、

私を抱える手は酷く優しかった。



なんでこう短期間に2回も姫抱きにされるのか……





A「…っ///////」





近い。



何処を見ればいいのか分からない。



心臓がうっさい。





レオナ「…………ハッ、」



レオナさんが笑った。


何時もの人を馬鹿にするような顔じゃなくて、


優しい顔で。


そして何処か、愛おしそうに。




A「っな、なんですか……？？」




レオナ「バカみてぇに緊張してんじゃねぇよ


この俺が抱いてやってんだ、大人しく寝てろ」




そう言って私を抱く手を強くする。





A(ほんとに………





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勘違いしそうになる)









こんな乙女な思考が出てくる今の私は、




相当具合が悪いらしい。





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サバナクローのレオナは嗅覚が良いので性別は隠せず、ライオンの性格といいますか……文化みたいなものの中に女性優位的なあれがあった気がするので……(？)
女性と分かれば自然と気にかける存在にAちゃんがなって欲しいなって……
願望を入れこみました……

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