もう1人の男装少女【ツイステ】

Seventeen ページ20

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体力テスト。



記録は真面目に撮ってくれたラギー。


最後に「報酬はさっき頂いたんで」なんて言葉を残し早々と去っていった。



A「………本当に気をつけよ、

赤くなんなよな私も……」



自分を女だと分かってる人の前ではどうしても気持ちが緩んでしまう。




A「……うし、」 ﾍﾟｼｯ




自分の頬を叩いた。




A「ちゃんとやろ」




午後は個人、魔力のテストだ＿＿＿＿＿＿＿＿＿



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ユウside




今日の午前中は学年別の体力テスト。



2人1組のペアになり、魔力関係無しの運動神経を問われるものだった。



私はグリムとやったけど、入学早々2人組で揉めてる人達もいたりして……。



グリム「っうひょーーー！！！
次は魔力のテストだにゃぁあああああ！！！」



ユウ「っびっくりした……


グリム、頑張ってね。」



グリム「言われなくても、オレサマの魔法で全員腰が抜けるだろうナ！！にゃはは、」



そう、午後は魔力のテストなのだ。



私達1年生は、校庭に向かっている。



全部の先生が集まるため学年問わずにテストが行われる。



魔力がない私は、見学だ。



「こんな所にいましたか、」

A「っうぎゃあ！？！？




って、学園長……！！



すいません変な声出して……」


突如私の目の前に現れたのは学園長だった。




クロウリー「あぁ大丈夫ですよ、ちなみにAさんはこれやると1発肋決められるんですけどね。ユウさんは可愛いものですよ。」




学園長が遠くを見ている。



ユウ「学園長、なんでここにいらっしゃったんですか」




クロウリー「そうでした、



監督生ともなる身なら、他生それぞれの魔力ぐらい確認しといた方が役に立つと思いまして。




試験監督の集まる席へ行きませんか？」




なるほど。



気を使ってくれての事だった。



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ユウ「是非お願いします。」



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