もう1人の男装少女【ツイステ】

Fourteen ページ17

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A「あーーー………」



今日は私が最も恐れていた日。



「今すぐペアを作れ、


決まったペアは直ぐにこの紙に名前を書いて飛び回っている烏共に渡せ。


いいな。」




何にも良くないです先生。



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よく晴れた日、午前中に広大な校庭で行われるのは体力テストだ。



そう。全国の学生が受けるただの体力テスト。



そして、2年全員で行われる。



何が嫌かって？




A「…………友達がいない、」




体力テストはペアで行われる。
記録とかの為に。


性別を絶対にバラしたくなくて必要最低限の会話をしてたら友達が減った。



それだけだ。←



いっその事サボってやろうと良さげな花壇の隣に隠れていた。



すると、肩を叩かれた。




？「お、1人っスか！

じゃｧ俺と組まない？」



何処かで聞いたことのある声、




A「へ、俺？



……ってラギー…！！」



ラギー「っやっぱりAだ、
俺と組みましょ。」



サバナクロー寮2年、ラギー・ブッチ。


可愛い顔して意外とタチが悪い男。


けれどこのタイミングで声を掛けてくれて正直助かった。




A「声掛けてくれてありがとな、


宜しくラギー。」



ラギー「………んー、」


A「どうした」


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