Six ページ8
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何とかケイト先輩の拘束から抜け出し、
私はリドルの部屋へと向かう。
寮長同士、部屋くらいは分かる。
「なんで男しかいない寮がこんなにメルヘンしてんのに私の寮は朝が来なくて拷問器具しかないんだ……！！」
誰もいない廊下を1人呟きながら歩いていると
「君は、本当に変わらないよね。」
前から現れたのはそう、
私が探していた人物。
A「っリドル！！」
リドル「ハーツラビュルに何か用かい？」
ハーツラビュル寮2年、リドル・ローズハート。
1年の会ったばかりの頃は、もんの凄く仲悪かったけど。
ちょっと喧嘩したらその後お互い素直になれて。
そしたらちょっとしたハプニングで女ってバレて。
そっからは優しくしてくれてんだよね。
ありがたい。
A「いや、ハーツラビュルっていうかリドルに。
これ学園長から。パシられて来た。」
リドル「学園長？
あぁ、これか。」
私が学園長から渡されたのは1つの封筒で、人を選ぶ魔法がかかっていたので私は中身を見ることが出来なかった。(見る気満々でした)
A「中身なんなの？」
リドル「1人、新入生のプロフィールが足りなくて。
後から貰うことになってたんだけど、まさか君が持ってくるとはね。」
A「は？プロフィール？？」
プロフィールなんかカラスでも何かに送らせればいいだろ。
リドル「A？どうかした？」
A「学園長に腹立ってきた。」
リドル「まぁ僕は有難いと思ってるけどね。」
A「は？」
リドルが優しい笑みを零す。
「っ！」
リドル「君に会えたから。」
.
A「び、びっくりした……」
リドル「A？」
A「ほんっとタチ悪いよね……
ハーツラビュルの人達って…」
多分彼は無意識何だろうけど、
あんな王子様見たいな笑い方であんなこと言われたら誰でもちょっとはトキメイちゃうから。
リドル「で、君に聞きたい事がある。」
A「……なに。」
熱くなった頬を抑えながら話す。
リドル「何故、入学式に出なかった？」
A「ｷﾞｸｯ」
来る。
これは来る。
絶対に来る。
A「いやぁナイトメア寮は去年も私1人しか選ばれなかった訳だしあんなカラクリ屋敷選ばれた子も可哀想かなって……」
リドル「それとこれは別だろう。
寮長である限り、任された仕事はしっかりとこなすべきだ。」
説教タイムだ。
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さめ - めっちゃ好きです！更新待ってます！ (2020年8月30日 23時) (
レス) id: badd7d2e72 (このIDを非表示/違反報告)
しゅりんちゅ - はじめまして。とこのお話とても面白いです!!体調に気を付けてこれからも頑張ってください!因みに私の推しはヴィルさんです (2020年6月10日 20時) (レス) id: e8104f0db2 (このIDを非表示/違反報告)
ギャビー - 主人公がすごいタイプ！ (2020年4月27日 23時) (レス) id: 6bfa77aa78 (このIDを非表示/違反報告)
おと(プロフ) - 七瀬 八葉さん» ありがとうございます！！！(＞＜)めちゃくちゃうれしいです…！！ナイトメア・ビフォア・クリスマス知ってる方ってあんまりいないので伝わる方いてめちゃくちゃ嬉しい…!!!! これからも宜しくお願いします！！！ (2020年4月18日 20時) (レス) id: 2d9d2294c9 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 八葉(プロフ) - とても面白いです！ナイトメアビフォアクリスマスも大好きな作品なので、本当に読み応えありました！ (2020年4月13日 1時) (レス) id: b960e55049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おと | 作成日時：2020年3月24日 7時
