27話 ページ3
次の日、アカデミーが休みだったので
僕は商店街を1人で歩いた。
ミ「プレゼント........どうしよう。」
シンヤにきいても
シ「俺は決まったよ！でもまだ内緒！」
って言ってたし。
サ「あれ、ミツキじゃん。1人なんて珍しいね？」
ミ「やぁサラダ。実は母さんのプレゼントが
決まらないんだ。」
サ「あー、確かに何あげていいかなんて
わかんないよね。」
ミ「うん、僕、母さんの好きな物とかよく考えたら
知らないし........」
サ「うーん、Aさんなんでも喜んでくれると思うよ！手紙とかどう？普段言えない感謝に気持ちをかくとか！」
ミ「なるほど。参考にしてみるよ、ありがとう」
サ「あ！あと、Aさんそういえば
お花好きなんだよ！あとはがんばれ！」
そう言ってサラダはどこかへ行ってしまった。
ミ「お花か、」
進むとお花屋さんが見えた。
ミ「あの、すみません。」
イノ「いらっしゃいませ〜！あらぼうや！
何かお探しかな？」
綺麗な店員さんが出迎えてくれた。
ミ「あの、プレゼント用で何かいいお花ってありますか？」
イノ「プレゼントするのね、えーっと薔薇とは
ロマンティックでオススメよ！ガールブレンドあてかしら？」
ミ「いえ、お母さんです。」
イノ「あらやだぁ〜なんていい子なのぉ！？
うちのイノジンもこんな気が利いてればいいのだけれど、いったい誰に似たのかしら...ってごめんね！
ついつい........///」
ミ「イノジン？」
イノ「あら？もしかしてイノジンのお友達？」
説明中...............
イノ「あなたがミツキ君だったのね！
噂で聞いてたのよ！里の皆が噂してるわ！」
ミ「僕ですか、？」
イノ「そりゃもちろん！なんたって英雄のあのAさんの息子になれるなんて羨ましい限りよ！
Aさんにはファンだっているわ。さまざまな所でお仕事されてるのよ〜！」
ミ「そうだったんですね。僕も母さんの息子になれてほんとに良かった」
イノ「きやぁーーいい子ー！！サービスしちゃう！
そうだ！普通の花束もいいけど、いいものがあるわ！」
―――――――――
イノ「気をつけて帰るのよ！Aさんによろしくねー！」
ミ「ありがとうございました。」
母さんって任務以外の仕事もしてるんだ。
知らなかった。
喜んでくれるかな。
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作者名：まーてん | 作成日時：2020年4月25日 17時
