ストーカー�� ページ43
〈実結 side〉要くんに家まで送ってもらった。送ってもらったのはいいけど、誰かが玄関前にいた。身に覚えのない男が立っていた。
小牧「ほんとだ。知り合い？」
実結「ううん。」
小牧「知り合いじゃないなら誰だ？実結、平気？」
実結「…。」
小牧「大丈夫。僕がついてるから。僕、これでも一応、刑事だったからね。」
実結「うん。」私は要くんの裾をつかみ、要くんの後ろを恐る恐る、進む。
〈玄関前〉
小牧「うちになんか用ですかー？」と要くんは男に声をかけた。私は、要くんの後ろに隠れ、裾をきゅっと掴んだ。
男「は？てめーこそ誰だ？」
小牧「誰？そちらが先に名乗れば僕も名乗りますよ。さぁ、どうぞ。」
男「なんだてめぇ、おちょくってんのか？」
小牧「ここ、僕の家なんですけど。帰らないなら、警察呼びますよ。なんなら、知り合いに刑事がいるので逮捕してもらいます？」
男「刑事？！覚えてろよ。」男は驚き、その場を逃げるように去って行った。
小牧「実結、大丈夫。もう行ったよ。」
実結「ありがと…」
小牧「今日はずっと一緒にいてあげる。」
実結「それは…泊まっていく…ってこと？」
小牧「うん、もちろん。明日はそんなに忙しくないし、お昼前に出勤すればいいし、ここから僕んちまでそんな離れてないから10時くらいに起きて行けばよゆーだよ。」
実結「そっか、まぁ、とりあえず上がって散らかってるけど。」
要くんを中に入れた。
〈リビング〉
実結「カフェオレでもいい？」
小牧「いいよー」
実結「おっけー 」
小牧「広くない？こんな広いとこで一人で暮らしてんの？」
実結「うん、まぁね。元々はおばあちゃん達と暮らしてたんだけど、2年前におじいちゃんが亡くなって、そこからおばあちゃんが急激に認知が進んじゃって半年前に老人ホームに入ってから、一人。」
小牧「そうなんだ、河尻に言ったことってそゆうことだったんだ。」
実結「うん、私、おじいちゃんっ子だったみたい。自分では自覚なかったんだけど。だから、おじいちゃんが亡くなった時、すごく大泣きした。大学も行く気力なくて、でも、単位は足りてたから何とか進級はできたって感じ。ほんとに立ち直れたのは1年前とかだったかな。大学が楽しいって思えるようになったのも。要くんはさ、大学生活って楽しかった？」
小牧「うーん、基本、人と関わることはなかったから、楽しくはなかったかな。」
実結「悠香さんくらい？関わってたのって」悠香さん私は嫌いだ。
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みみみ(プロフ) - 玄ちゃんさん» こんな駄作読んでいただきありがとございます！パスワード一時的にしていたので、次の更新の時には外すつもりです。 (2021年4月26日 21時) (
レス) id: 866ff79502 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 次のお話のパスワードが知りたいのですが、教えて貰うことは可能ですか？？ (2021年4月26日 21時) (レス) id: 7d909469a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーは | 作成日時：2021年3月7日 19時
