お許しを ページ16
後日、実家へ挨拶に行くことに。
莉果:「お母さん〜急にごめんね」
美果:「いいのよ、お父さんもあなたと孫に会えるの楽しみにしてたんだから」
蓮:「俺、なんか自信なくなってきた…お父さんにお許しをもらえる自信ないんですけど？」
莉果:「は？しっかりしてよ。３児の父親になるんだから。」
美果:「あら、すっかり仲良しみたいね。蓮くん、莉果に尻に敷かれないようにね。」
蓮:「いや、もう敷かれてるようなもんっす。」
莉果:「私にとったら、子供が4人って感じ。この人も世話やけるんだよ、お母さん！莉愛達、相手にしてばっかいたらさ、俺も相手にしろとか言って拗ねるの。めんどくさいったらありゃしない。」
蓮:「それは、こっちのセリフ！！お前だって、すぐ拗ねんだろ。てか、話盛るな。俺がいつ、お前に相手にしろとか言ったんだよ。言った覚えねぇよ！」
莉果:「は？ありました！私、この耳でしっかり聞きました！なんなら、今度から録音でもしましょうか？」
蓮:「あー言えばこー言うな、お前は。」
美果:「莉果〜あんた、いい加減にしなさい？」
莉果:「はーい」
美果:「もうそろそろ、お父さん帰ってくる頃よ」
蓮:「あー緊張してきた。」
莉果:「何言ってんのよ。シャキッとしろ！シャキッと！」
蓮:「いってー、お前、ほんとに女か。女のすることじゃねぇぞ」
莉果:「ぶっ殺すよ？」
蓮:「おぉー怖い怖い」
美果:「あ、お父さん、もうすぐ家に着くって。」
〜その数分後、お父さん帰宅〜
誠:「なんだ、」
美果:「いいから座って、結花も」
結花:「えーなにーめんどくさーあたし、寝たいんだけど。」
美果:「まぁまぁ。」
結花:「早くしてよじゃあ、」
結ちゃんの顔が怖い笑
莉果:「うん、わかった。」
蓮:「あの、唐突に申し上げますと、僕達の結婚を認めてもらいたいなと思いまして、今日はそのご報告としました。」
誠:「蓮くん、君は娘に、莉果に本気なのかい？本気じゃないって言うなら、今すぐ帰ってくれ。」
蓮:「いや！あの、本気です。僕は、本気で、娘さん、いや、莉果さんを愛してます。もちろん、莉果さんのお子さん2人も愛してます。」
誠:「そうか、君になら娘を任せられる。娘をよろしく頼む。」
莉果:「あ、あと、それと、」
蓮:「ちょっちょっと待ってくださいね、莉果、ちょっと」 私は廊下へ引っ張っられる。
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蓮:「何言う気？」
莉果:「蓮に子供がいること？」やべぇやつ
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作者名：みみみ | 作成日時：2019年5月11日 23時
