絶妙に知ってる乙女ゲーム新シリーズの住人になった件

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ドギョム。イ・ソクミン。


17シリーズ初期のアイドルグループではメインボーカル担当の歌うま青年。
爽やかで癒し系なルックスと穏やかで心優しい性格。

ファンからは「皆の旦那」と親しまれリア恋勢も居たという。嫌いな子は居ない、人あたりの良い性格だった、と思う。




へえ、そうなんだ…。今回は幼馴染ポジションなんだ。
似合ってんなあ…なるほどってなるわ。

ていうか目の前に立体のゲームキャラがいる、すげえな…。あんまり目立たなかったけど背え高いな脚なっが……。



dk「えっめちゃくちゃに見られてる…。何、僕か変なこと言ったかなあ。着いてきちゃマズかった？」

hy「露骨にジロジロ見ててウケるんだけど。

あ、私はAとニコイチのハユンでーす。新入生と学校で迷子になったって聞いて面白かったからどんな子か見たくて着いてきちゃった〜。
オウカちゃん？可愛いね〜飴あげようね。ソクミン君とやらにも」



流石に2対1では私が負ける(何にかは分からんけど)と思ったのでこちらはここの世界での親友を召喚した。

ハユンはギャルの部類に入る。
髪は脱色してて制服も着崩してて派手だしメイクも爪も手入れに抜かりない。
さあ、思う存分新入生に威嚇してくれ。



oka「ハユン先輩ですね！こんにちは、ありがとうございます！これからもA先輩と仲良くさせてもらっても良いですか？ハユン先輩ともお近付きになりたいです！」

hy「うんうん良いよお〜。お姉さん達がなんでも教えてあげようね〜。

A良かったじゃん、カワイー後輩が出来て。超懐かれてんね」

『えっ、いや、』


話が勝手に進んでた。

勝手に許可するなよ。私の意見を聞いてくれ味方として連れてきたんだぞ。





oka「これから沢山お話してくださいね、オンニ♡」

そしてなんで君は私に対する好感度そんなに好感度高いのかな？怖いんだけど。

こ、これがストーリー横取り効果…？？


君の隣に居るほど私はキャラ達とのエンカウント率が高くなるんだが…？





dk「僕とも仲良くして下さいね、ヌナ！」

『いや君にまだヌナと呼ばれる筋合いはない』

hy「出直してきなぁソクミン」

oka「あ、もういいよソクミナ。先輩達とランチ行くから邪魔」

dk「し、辛辣過ぎるこの人達…！」

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