【呪術廻戦】最強の妹は問題児 (ページ22)

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雨後ページ22

アル「何泣いてんだよ」

『泣いてなんかないよ』

アル「ﾌﾌ、まぁあいつなら大丈夫だろ」

『！！....ほんと？！』

アル「ああ、そのうち戻ってくるぜ」

『アルにはなんでもお見通しだね笑笑ありがとう』

悠「おっまたー！」

『遅いよ』

悠「ごめんごめん」

『もう早く行くよ、みんな待ってるんだから』

.....

『.....ん？』

夢...?

って、泣いてるし。

夢なんて久しぶりに見たなぁ

ｶｼｬ

悟「お、起きた？」

『お兄ちゃん....なんでここにいるの？
いや、違う。なんで私も...ここにいるの？』

目の前にはいつもつけてる目隠しを

外したお兄ちゃんの姿があった。

それはそうと、さっきの

シャッター音は聞こえなかった事にしよう...

あれ？確か私の最後の記憶だと

傑くんと教室にいるところで終わってるんだよなぁ

なのに目覚めたら寮の自室。

しかも、ご丁寧にも眼帯が外されていた。

悟「傑がここまで運んでくれたみたいだよ。
ついでに寝やすいように
髪ゴムと眼帯も外してあげたみたいだね」

『....そう、なんだぁ』

後でお礼言わないと。

悟「話があってきたんだけど」

『....ねぇ、お兄ちゃん』

悟「どうした？Aちゃん」

ふと、夢でアルバと話したことを思い出し

聞いてみることにした。

『もしかして、悠仁生きてる？』

悟「流石僕の妹！！
そうなんだよ、そのことを言いに来たんだ。
硝子が解体しようとしたら生き返ってねぇ
今はとある地下にいるんだけどさ
Aは気づくと思ってさ、先に言いに来たんだよ
みんなにサプライするから悠仁が生きてること
言わないでね♪」

『.....うん』

悟「おや、今日はやけに素直だねぇ
まだ眠いのかな？」

『ねむい...』

悟「そっかそっかぁ、
じゃお兄ちゃんと一緒寝ようっか」

『うん、はい』

Aが布団をめくり僕をベットに招き入れる

Aは寝ることが大好きでゆとりを持って

寝たいらしく、寮に入るギリギリの大きさの中で

サイズがでかいダブルベットで寝てる。

Aひとりだと、十分余裕だけど

僕も入るとなるとちょっと狭いなぁ

でもこのくらいが丁度よかったりもする。

僕はAを包み込むように抱き寄せた

寝顔はいつもより幼く見えて可愛いな笑笑

大切なものが腕の中にいるって幸せだね

そう思いながら頭を撫で、僕も寝た。