廿伍 ページ26
入って直に1つ呪霊がいた。
「先ず一体か。
バイバイ。」
そう言うと呪霊は燃えもがき苦しみだした。
「地獄に比べたらマシだろ?」
嘲笑し、背を向けながら奥に進むA。
途端、猿の呪霊が後ろから襲ってきた。
「近接が弱いとでも思ったか?」
と言い回し蹴りをし吹っ飛ばす。
Aの体術は全て伏黒甚爾仕込みである。
Aは幼い頃過酷な環境で育った事により、女であっても非術師にさえ腕相撲で負ける程の筋力しかない。
それでも体の軽さから出せる時には甚爾を超えるスピードや柔らかさなどを使い変則的な攻撃を仕掛ける。
それが彼女の近接のスタイルだった。
しかし実は高専に入ると決まった時から、呪力を張り巡らせ気配を察知する事を特別強化した。
呪力に反応するものであるから、甚爾には全く効力がないが、任務には役にたつだろうと。
そうしてその辺りの呪霊を一掃した彼女は次の部屋へ進む。
そこには大量のスライムの呪霊がいた。
プニプニとしていて一見無害そうなコイツも人を窒息死させるほどの力はある。
「燃えねえかな?
じゃあ凍らすか。」
床を這うように氷が広がり辺りにはスライムの氷像が何体も立った
「2…4…6…8…10…11
か」
そして彼女が数え終えた後、氷像はバラバラと風化したように崩れ落ちた。
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Lily(プロフ) - ありがとうございます! オリキャラは自分の性癖ぶち込んでマシマシで書いてます!! (2021年1月14日 19時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
め - コメ失礼します。とっても面白いです!もう設定が好みすぎて、、、これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2021年1月14日 19時) (レス) id: 294cb89c1c (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございます! (2021年1月14日 19時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
彩音 - めっちゃいいです!!! (2021年1月14日 19時) (レス) id: b864e622be (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます! (2021年1月14日 18時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lily | 作成日時:2021年1月13日 16時