EXO＊My dangerous love＊3 (ページ19)

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99. 許さないからページ19

あまりのことに呆然としてると、何を勘違いしたのかタオ君が慌て出す。

TO"あ、ち、違うの、Aを責めてるんじゃなくて、、
…ふぇえ、僕もう何がなんだか(T ^ T)"

急に泣き出したような声がし出して、今度はこっちが慌てる番。

A「え、なんで泣いて…とりあえず私が悪いのかな？？うん？？ごめん？？」

初めて疑問形で謝った気がする。
何がなんだかなのは私も一緒だよぅ…。

TO"だってね、僕、…
わー、ちょ、鹿哥やめてーーー！！！"

待って何か言いかけたよねタオ君、それに電話の向こうで一体何が…？？鹿哥て聞こえたけどもしかして…

LH"ちょっとA！なに勝手なことしてるの！僕そんなこと許可してないよ！"

あ、こっちはちゃんと韓国語だ。じゃなくて。やっぱルハンか、出たよ…←

A「なんでルハンがここで出てくるの…」

LH"ていうかあれほんとなの！？
チャニョルとベクと付き合うってやつ！
Aがオッケーしたの？？あのAが？？"

A「まぁ色々あって…」

恋愛感情はまだ、と続ける前にどんどん突っかかってくるルハン。
これタオ君のケータイだよね…？？

LH"色々？？色々あったら付き合うの？？じゃあ僕とも付き合ってよ！二人と付き合えるならできるでしょー！？"

後ろの方で、タオも！とかいう虚しい叫び声が聞こえる。
でも…

A「これが私の精一杯だから。そんなに多くの人と付き合うほど、器用じゃないの。ごめんね？？」

LH"…納得いかない"

さっきまでの高いキンキン声じゃなくて、急にトーンを落として真剣な声になったから、ドキッとする。

LH"僕の方が先にAが韓国にいること知ったのに。先に仲良くなったのは僕の方なのに。許さないから。絶対に"

ガチャ

…ガチャ？？

えー！そこで切るかぁ！？不穏な感じで終わっちゃったじゃん！なんか気になるじゃん！

しかし、もう一度私のケータイが鳴ることは、なかった。