100. ジョンデさん？ミンソクさん？ ページ20
もやもやしたまま数日が過ぎ。
学校からの帰り道、ふと見知った顔が何か思い悩んだように自販機の前につっ立っているのが目に入った。
うーん、どうしよう。声かけない方がいいかな？？
でもなんか困っているようだし。
親切心がむくむくと沸き起こってしまった。
でも…なんだっけ、彼の名前。思い出せないぞ！
ジョンデさんか、ミンソクさんか、どっちだっけ…
え、えい、確かジョンデさん！うん、そう、きっと←
A「あの…ジョンデさんですよね？？」
途端、ビクっとなるジョンデさん。
ペンと間違われたかな？？汗
慌てて言葉を続ける。
A「いや、ちが、違くないけど、何かお困りかなと思って…」
CN(?)「あー！誰かと思ったらAちゃんか！」
A「わ、名前覚えてくれてたんですね嬉しい^ ^」
CN(?)「Aちゃんは覚えてくれてないみたいだけど…でも12人もいればそうだよね…僕地味だし…ルハンみたいにキラキラしてないし…」
な、なんかやたらと卑屈になり始めてしまった。
え、ていうかもしかして…
A「ジョンデさん、じゃ、ない…？？」
？「ピンポーン！僕の名前は」
A「待って！わかります！
…ミンソクさん！」
XM「ピンポンピンポーン！
良かったぁ^ ^」
あ、可愛い。なんだろ、笑うと口元が左右非対称になるのね。
それにほっぺ、ぷにぷにしてて柔らかそう…。
我ながらなにを思ったのか、気づいたら触っていた。
わー、ほんとにもちもちぷにぷにー、気持ちいいー
XM「わ、ちょ、///」
A「はっ！ごめんなさい、気づいたら手が勝手に…」
SM「ビックリしたぁ…初対面の時のルハンと同じことするんだね…(笑)」
少し顔赤い。怒ってないといいけど。
ていうか
A「えー、ルハンと同類なんてヤダー」
XM「ふふ。仲良しなんだね！」
A「違います違います！断じて！あんなワガママお坊ちゃん！」
XM「あははは！あのルハンに対してそんなこと言えちゃう女の子、君だけだよきっと！」
あはははと笑い続けるミンソクさん。この人、ほんっとに可愛いな。EXO最年長とか今だに信じられない。
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作者名：ミミ | 作成日時：2014年8月9日 11時
