炭治郎の許嫁は前世の記憶を持っている！？【鬼滅の刃】2転

第84鬼 ページ46

魘夢side









本当は幸せな夢を見せた後で









悪夢を見せてやるのが好きなんだ









人間の歪んだ顔が大好物だよ堪らないよね









不幸に打ち拉がれて苦しんで踠いてる奴を









眺めていると楽しいでしょう









だけど俺は油断しないから









回りくどくても確実に殺すよ鬼狩りはね









インクに俺の血を混ぜた切符









車掌が切符を切って''鋏痕''をつければ









術が発動するこれは遠隔術









面倒でもこれが1番術だと気づかれにくかった









気づかれないのは大事なことだ









夢だと気づくまでそこは現実なのだ









それなのに









何でコイツらは起きたのかな









短時間で覚醒条件も見破った









まぁもう1人はたまたまだったけどね









幸せな夢や都合のいい夢を見ていたいっていう









人間の欲求は凄まじいのにな









炭治郎「人の心の中に土足で踏み入るなっ！！









俺はお前を許さない」









あれぇ？耳に飾りをつけてるな









運がいいなぁ早速来たんだ俺の所に









夢みたいだ









これでもっと無惨様の血を戴ける









そしてもっと強くなれたら









上弦の鬼に入れ替わりの血戦を申し込めるぞ









炭治郎「水の呼吸、拾ノ型・生々流転」









魘夢「血鬼術・強制昏倒催眠の囁き」









「お眠りィィ」









自分の手から声を出す









これを聞いたら相手は血鬼術にかかる









炭治郎「！！」カクンッ.......グワ









眠らない









「眠れぇぇ眠れぇぇ眠れぇぇええ！！！」









効かないどうしてだいや違うこれは









コイツは何度も術にかかっている









かかった瞬間にかかったことを認識し









覚醒するまでの自決をしているのだ









夢の中だったとしても自決するということは









自分で自分を殺すということは









相当な胆力が要るこのガキはまともじゃない

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