炭治郎の許嫁は前世の記憶を持っている！？【鬼滅の刃】2転

第83鬼 ページ45

貴方side









炭治郎「A！禰豆子！」ﾀﾞｯ









貴「うん」









炭治郎の後ろを走ってついて行く









他人の夢の中に入るということは非常に危険である









夢はその持ち主の意識が強いので









共鳴して影響を受ける場合がある









青年がまさにそうだ









故に魘夢は人の夢に入らない









ガラ









車両の端っこに付き前にいた炭治郎が扉を開ける









ズァッと鬼の匂いが入ってきた









炭治郎「ぐっ」









炭治郎は辛いのか汗がにじんでる









無理しなくていいのに....









炭治郎「(こんな状態で眠っていたのか俺は.......









客車が密閉されていたとはいえ









信じられないふがいない！！)」









鬼の匂いは先頭車両からする









炭治郎もそれが分かったのか屋根に飛び移った









炭治郎「禰豆子来るな！！危ないから待ってろ









皆を起こせ！Aは禰豆子を頼む！！」









貴「了解！気をつけてね」









炭治郎「あぁ！」









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炭治郎side









鬼の匂いがする先頭車両に走っていくと









目に下弦と書かれた青年の鬼が立っていた









魘夢「あれぇ起きたのおはよう」









笑顔でこちらに手をヒラヒラ振ってくる









魘夢「まだ寝ててよかったのに









せっかくいい夢を見せてやっていたでしょう









お前の家族みんな惨殺する夢を









見せることも出来たんだよ？」









俺はそれを聞いて呆けてしまった









魘夢「今度は父親が生き返った夢を見せてやろうか」









その言葉で俺の怒りは拍車をかけた

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