炭治郎の許嫁は前世の記憶を持っている！？【鬼滅の刃】2転

第75鬼 ページ37

炭治郎side









炭治郎「あれ？禰豆子は？」









竹雄「姉ちゃん山菜採りに行ってるよ」









ゴリゴリとすり鉢を使いながら竹雄は質問に答える









炭治郎「えっ昼間なのに！？」









花子「？？ダメなの？」









炭治郎「あっ？いや.......あれ？」









自分でも自分の言ったことに疑問を持ってしまった









葵枝「炭治郎、お風呂の準備をしてくれる？









こっちがまだかかりそうなの」









葵枝はご飯の支度をして手が離せないようだった









炭治郎「あっうん、わかったすぐやる」









変なことばっかり言ってしまうな









疲れてるのかな.......









そう思いながら走っていると









茂みの中にある木箱が目に入った









炭治郎「！」









はっとしたような感じがしたが









手前に置いてあった桶に足をぶつけてしまう









炭治郎「おっと」









先程の場所をもう一度見たが何も置いてなかった









炭治郎「あれ消えた.......









何だったんだろう一瞬.....道具箱か？









見間違いか？」









きっと気のせいだと思い桶を持って水を汲みに行く









炭治郎「よっ」









水を汲もうと屈んで水面をみた時









水面に何かを訴える自分がうつりだす









桶を水の中に入れると共に









炭治郎の体も水面の自分に捕まれ吸い込まれていった









炭治郎「起きろ攻撃されている！夢だこれは夢だ！









目覚めろ！！起きて戦え！！」









そうか、そうだ俺は汽車の中だ！！









ギュッと思い切り目を瞑る









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竹雄「兄ちゃんたくあんくれよ」









花子「だめだってばやめなさいよ！」









炭治郎「！！」









目を開けるといつも通りの日常









花子「なんでそんなお兄ちゃんから食べ物とるのよ」









竹雄「何だよ！」









花子「さっきおかわりしたでしょ！」









炭治郎「はぁはぁ」









あせって冷や汗が流れる









だめだ！目覚めてない夢の中だ









どうすれば出られる！？せっかく夢だと気づけたのに









どうすればいいんだ！！
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