炭治郎の許嫁は前世の記憶を持っている！？【鬼滅の刃】2転

第67鬼 ページ25

貴方side









炭治郎「え！？Aって全ての呼吸が使えたのか！」









杏寿郎め余計なことを....









ゴゴゴゴ









多分私の顔は今泣く子も見たら黙ると思う









その顔で炭治郎達には見えない角度で杏寿郎を見る









煉獄「(汗)」ダラダラ









貴「....そうだよ、私は全ての型が使える









でも、ヒノカミ神楽のことは知らないんだ(嘘)」









なんでこの場で嘘をつくのかはまた今度ね









炭治郎「そ...そうだったのか」









流石の炭治郎でも幻滅したかな？









そもそも教えなかった私が悪いんだし









嫌われても仕方ないよね.......









炭治郎「す...」









貴「す？」









炭治郎「全ての呼吸が使えるなんて凄いじゃないか！」









貴「！」









そっか、炭治郎ってそういう子だったんだ...ふふっ









炭治郎「でもヒノカミ神楽のことは知らないのか...」









うーむとまた悩み出す炭治郎









その姿を見つめながらまた考え出す









ヒノカミ神楽を知っている人はもう居ないはず









炎の呼吸は昔からある呼吸だが書物には恐らく









『ヒノカミ神楽』ではなく『______』と書かれてる









それほどまでにヒノカミ神楽は秘密が多い









だから___









炭治郎「A！」









貴「ﾊｯ)な、なに？」









考え事に夢中になって









呼ばれていることに気づかなかった









炭治郎「いや、俺の方を見つめて固まってたから」









貴「ごめん！考え事してた」









炭治郎を見ながら固まってたのか...恥ずかしい...









ガタンガタン









伊之助「うぉぉおお！！すげぇすげぇ速ぇえ！！！」









伊之助が列車の窓から身を乗り出して興奮する









貴「あ！伊之助！！」









善逸「危ない馬鹿この！」









落ちるかと思ってヒヤヒヤしたが









善逸が伊之助の頭を殴って止めた









伊之助「俺外に出て走るから！！」









どっちが早いか競争するとか言って外に出ようとする









善逸「バカにも程があるだろ！！」









煉獄「危険だぞ！









いつ鬼が出てくるかわからないんだ！」









表情を変えないで言う杏寿郎に炭治郎も少しビビる









ちょっとは違う顔しようよ....

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