【募集企画】仮想世界戦争【#コンパス】3

114.管理者はご乱心 ページ25

あ、兄さんがさっきの人と話してる……
私は携帯からコンパスのチャットを使い
ごめん、少し席を外すから受付お願いやり方は書いとくから
そう書いてロビーから離れた
エレベーターに乗って自分の作業部屋に向かう部屋にはユリ姉がさっき頼んだ作業している姿があった

「美空さんどうでしたか？トッププレイヤーの様子は？」

とある作業をユリ姉に聞かれて先程様子を伝える
親戚が来たこと
友達と縁は切ったこと
ルチアーノの中の人と花火女が言い争ったこと
自己紹介始めたこと

「そうですか……今はその親戚に任せていると」

「うん、後は任せて！ユリ姉
voidollと共にセッテング済ませるから」

「美空さん、無理し過ぎです休んだ方が……」

そう言って私を掴もうとするユリ姉私はその手を振り払った

「ダメだよ……休めないよ私のせいでこんなことになってるのに休むなんて出来ないよ
ユリ姉にも迷惑かけて親戚にも迷惑かけて
友達にも迷惑かけてる その上知らない人にまで……復旧に時間をかけないと
また、バカにされるし………
ほら、姉さん行って」

「わかり……ました」

花火女には私のことなんてわからないくせに
国家にはあまり言うな 一般人には言えよ
そんな板挟みでちゃんとした真実の話なんて言えない
そのネットワークを壊せばいい、できる訳が無い……お母さんの肩身のデータから作ったものだから

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