【募集企画】仮想世界戦争【#コンパス】2

51.繰り返す ページ9

。


カードの開示？

別にそれは構わない。
ただ、それを仕切るのは管理者であるvoidoll、言わば美空なのではないだろうか？

という素朴な疑問が浮かんだ。

仕切るのが好きなのかな…？
まぁ、そういう人もいるし。

なんて思いながらきららを動かす。


「火遁アプリインストール！」


あ、HS溜まった。

正直、あのまといという少女だって信用出来ないのだ。

ここまで仕切ろうとしているのをしてしまうと何を考えているのか正直疑ってしまう。


…………あぁ、いけない。
知らない人だからって無意味に疑うなんて。
あの頃からの私の本当に嫌な癖。



「火遁・戒天炎龍召喚の術！」


ゴォォォォという地響きと共に真っ赤な炎龍が現れる。

嫌な癖とは本当に分かっている。

でも、怖くなってしまうのだ。
信じている人に裏切られてしまうことが。



あぁ、いけない…。

をこうやって私は繰り返していくのか。



そんなことを思いながらフルークを発動した。

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