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まじで後付け感あるんですけどAとエレンは親子か従姉弟か姉弟かでしか生まれ変わらないです
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「Aお前、エレンとどう言う…」
「……あれ？言ってなかったっけ。私とエレン、従姉弟なんだよ？」
「え…エッ！！？」
ライナーの反応に合わさるようにしてこちらを見ていたベルトルトもわざわざ2度見し、アニまでも驚いたようにあ目を見開いていた。
幼い頃から一緒にいたというのに、知らなかったのである。
「あれれ、ほんとに知らなかったの！？ライナーには言った気がしたんだけど…。」
「…いや、知らなかった…。なるほど、それでミカサ達とも知り合いなのか……」
「うん、小学校の頃エレンの家に預かられてたことがあってその時にね。」
そういえば言っていたようないなかったような…。ライナーが頭を抱えたくなるのも気にせず、エレンがAとライナーの間に入ってそのままAを振り返った。
「……まぁライナーなら、姉貴を泣かせるなんてことねぇだろうけど」
「……エレン」
「泣かせたりしたら、分かってるだろ？」
その瞬間、何故かライナーの背筋に冷たいものが走った気がした。そして謎の既視感、何だか遠い昔にこの圧力を受けたことがあるような気がする。ライナーはたらりと冷や汗を垂らし、コクリと頷いた。そうするとエレンは先程の人相悪い顔から一変してニコリと笑って頬をかいた。
「Aには幸せになってもらいたいから、ライナーが相手でよかった」
「エレン、よくライナーのこと話してるもんね」
「あっ、言うなよA！」
照れたように起こるエレンと、くすくすと楽しそうに笑う最愛の彼女。ライナーは先程の重苦しい空気が無事散漫したのを察知して、肩を下ろしてため息をついた。
しかしまぁ一筋縄では行かないのがこの女である。
「……私は認めない」
「ミ、ミカサ…」
「ライナー、あなたは確かにいい人。だけど私に勝てるとは思えない」
「えっ、ミカサに…？」
Aがまぁまぁ、と宥めようとしていた手を止めて冷や汗を垂らす。ミカサは基本冗談を言うタチでは無い。これは本気である。
まさかこの公共の場でライナーのことを吹っ飛ばす気では無いだろうか
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作者名：ふりこ | 作成日時：2022年3月3日 14時
