【闇AU】われらが闇えーゆーず！

怪我 ページ9

「killer先輩が大怪我！？」



「ほォ…そンな事アるんだナ」



「まぁ俺もちゃんと聞いたわけじゃないけどな」





どうやらkillerが大怪我をして帰ってきたらしい
血相変えたAがkillerを担いでて白いパーカーはkillerの血まみれ
どうやらHPはあまり減ってないみたいだけど打ちどころが悪かったらしく血が止まらないそうだ



血というか、魔力？




『や、やばいよ、killerが、killer』


「A、僕はもう平気だから」




『……ごめん、killer

僕がヘマしたせいで』




そうAが言えばkillerは別にAは悪くないんじゃない？僕が勝手にやったことなんだからと怪我したところを見つめた



「それに、僕が怪我するのも見れたでしょ？」


『別に僕はこんな形で見たくはなかったな…』


「ははは！そっか！」




いつもの調子に戻っていくAにerrorもmurderもやれやれと言った様子で笑った

だがAの悪夢はここからだったらしい









Aside




悪夢だ。



こりゃとんでもない悪夢だ。






【姉ちゃん？】



【HAHAHA!!!Aに守れるのかなぁ！？】



【もう失いたくないんだ…！】



【助けて……!!】








【力が欲しいだろ？】






【お前もこっち側に来い】







【俺はお前を助けられる】








いやだ、やめてよ。

そんな記憶思い出したくもないのに……！！！




なんで？どうして？いやだやめて、

おいらの弟を返してよ……！






【さぁA、君のせいで】





やめて、






【みーんないなくなったよ】








やだ








【やっと2人になれたね？】






【やめろ！何が楽しい！？おいらが傷ついてることが！？

もうやめて、そんなに傷ついてるところが見たいならいくらでも傷ついてやる、なんでも言うこと聞く

だから、……兄弟を返してよ……！】









もういやだよ……







【A】


【強くなりたいんだろ？】


【あの化け物を殺したいだろ？憎んでいるだろ？】


【俺と来れば】


【それは夢じゃなくなる】





nightmare……？



そうだ、僕はnightmareに、……


たすけ、られたんだ。




『めあ、……ないとめあ…！』


目が少し覚めた


目から涙が溢れて止まらない。やだな、こんな恥ずかしいとこ見せられないよ



『めあ……』



「…呼んだか？」



『！』


突如横から聞こえた声に驚き肩を揺らした
わぉ、恥ずかしくてたまらないなこんなの

『ひ、ひひ、なんでもない…』


「さっきまであんなにしおらしかったくせに、」

つづき→←Originalの世界へ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す