女教皇�� ページ41
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「水を入れて加圧するぞ」
ジョセフはハンドルを握り部屋に水を入れ込んだ。
全員がボンベやレギュレータを手にしたのを見てジョセフは使い方の説明を進めていく
全員が使い方を理解したあたりでジョセフは再度口を開く
「それと当然の事ながら水中では喋れない…ハンドシグナルで話す」
そう言ってジョセフは手を動かす。「大丈夫」の時はOKのポーズをし、ダメな時は手のひらを下に向けるようにこちらへ見せろと伝えた
「なあ〜んだ、ハンドシグナルなら俺もひとつ知ってるのによ…」
ポルナレフはそう言ってパン、と手を叩き2の手を作り次にOKマークを出す
最後に眉の辺りに手を合わせる。すると後ろから花京院がポルナレフに言う
「パンツー丸見え」
「YEAAAH！！！」
2人は目元を深くさせてピシガシグッグッと手を合わせた
緊張感のない2人をみて承太郎は静かにAに目を向けてみた
『…！！』
おっとまずい、目が輝いていた。戦闘時はあんなに恐ろしいAであるが普段は抜けまくっている、
やれやれ、後で教えてやるか。と承太郎はどことなく楽しそうに口角を上げた
次第に部屋の中は水で満たされ、全員がレギュレータを口にした時だった。ポルナレフだけが「ダメ」のハンドシグナルを見せる
ハイプリエステスは既にポルナレフのレギュレータに化けていたのだった！
「(オラァッ！)」
承太郎が素早くポルナレフの口に噛み付いているハイプリエステスに手を伸ばすが惜しくも口の中へ逃げられてしまった
『(ポルナレフ！まずい！中に入った！)』
「(食い破られるぞ！)」
そこで花京院とジョセフが気を失いかけるポルナレフにスタンドを伸ばし鼻からポルナレフの中へスタンドを突っ込む
そして喉から中へと入る前に捕まえ、口からハイプリエステスを外へ出した
「(倒した訳では無い！別のものに変化するぞ！)」
ハイプリエステスは素早く水中銃に変化し、A達に標準を合わせ始める
Aと承太郎に手を引かれポルナレフ達は何とか水中銃が発射されるよりも前に潜水艦を抜け出したのであった
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作者名：Strawberry | 作成日時：2020年5月9日 14時
