女教皇�� ページ38
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「ある買い物…？」
「さあみんな！それに乗って出発するぞ！」
ジョセフがそう告げた時目の前の海からなんとおおきな潜水艦が姿を現したのである
「せ…潜水艦…！？ここまで買う？」
『金持ちはやることが違うわ…』
ジョースターさんがおじいちゃんだったら良かったのに。と呟きながら潜水艦へはいるAを見て承太郎は口角を上げる
「承太郎…君…」
「…なんだ？」
「いいや…」
花京院に少し引いた顔で見られるも承太郎は動じず最後に潜水艦の中へと入り込んで行った
『広いなぁおい！！』
「これで紅海を渡るのか」
「随分金のかかる旅行だな…この旅はッ！アヴドゥル、操縦はできるのか？」
「わしもできるよ！わしも！」
ジョースター一行は潜水艦で紅海を北上しいよいよエジプトへと上陸しようとしていた。
「1…2…3…5個か…」
『アタシは承太郎の貰うから大丈夫〜！』
「え」
固まった承太郎は無視して花京院は頷きコップを5つ出した
「おい！早くコーヒー入れてくれ！飲みてーーよ」
「自分で入れろ自分で！」
花京院はポルナレフにそう怒鳴り返し、渋々と言った顔でコーヒーを注ぎ始めた
Aは承太郎の後ろで潜水艦から海を眺めている
『ほぉ〜…綺麗だなぁ』
「…ん！おい！アフリカ大陸の海岸が見えたぞ
到着するぞ！」
その言葉に全員が顔を明るくさせ、そして同時に強ばらせた
いよいよ、DIOの待つエジプトへの上陸である。
「…いよいよエジプトだな」
「あぁ、いよいよだな…」
「エジプトか…」
『いよいよか…色々あったなあ…』
「……」
「ああ、いよいよだ」
全員がそれぞれの気持ちを胸にし、エジプトへの上陸を目の前とした時
『…？花京院、なんでコップを6つ？5つでいいって言ったけど…』
「おかしいな…うっかりしてたよ、5個のつもりだったんだが…」
その時！ジョセフの手にしたコップが姿形を変えてジョセフの義手をいとも容易く切断したのだ！
『ジョースターさん！』
「馬鹿な！スタンドだ！艦の中にスタンドが居るぞ！」
「オラァっ！！」
Aと花京院は倒れたジョセフを抱き上げ、承太郎がスタープラチナでスタンドへと殴り掛かる
しかしまたも潜水艦の機器に化けて姿を消した
「計器に化けたぞ！この中のひとつに！」
「もうサンゴ礁だ…！あと数百メートルでエジプト上陸だってのに…！」
ジョセフの傷は幸運にも浅く気を失い倒れただけであった
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作者名：Strawberry | 作成日時：2020年5月9日 14時
