【JOJO】助っ人が無双してスタクル救済するお話② (ページ30)

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死神13③ ページ30

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結局セスナ機を買いついでに赤ん坊を連れていくということで話が着いたらしい
4人乗りらしいけどアタシは乗れるんだか…と思っていたがアタシの膝に赤ん坊を乗せて固定するらしい

なるほど頭いいな…

『んじゃ、旅のお供ってわけだ。よろしくなぁ』

籠を覗き込んで見れば赤ん坊はきゃっきゃっと笑う
そしてアタシの額を見つめた

『これなあ、寝ぼけてやっちまったんだよなあ。』

「すげー、A赤ん坊と会話できんの？」

ポルナレフに首を傾げられてんなわけないだろ。と笑う
なんだか言葉が通じている気もしなくはないがおそらく何言ってるか分かってないだろう。

すると横に座っていたポルナレフと典明がウトウトし始める。
そんなふたりに釣られてアタシにも眠気が襲いかかってきた

「すまねーがジョースターさん、30分ほどねむらせてもらうぜ」

『あ、アタシも』

ジョースターさんはわかった。と頷いてもう一度前を向いた

横のふたりが眠りに落ちた辺りでやっとアタシも眠りに入れそうな眠気が襲ってきた

にやり、と抱えた赤ん坊が笑うのにも気づかずに。

寝こけた先はまたもや遊園地であった。
そこでやっと今朝の夢の招待を思い出す。

「A？君も…」

その時、アタシのちょうど横にあった犬の死体から拡張器が現れその中から声がする

「まったく理解力の遅い脳みそだと貴様のことを言っているんだよｯ!ポルナレフ！」

『うぅｯ…この犬は今朝の…！』

「2人とも戦いの姿勢を取れっ！そいつが死神13だ！出てくるぞｯ!」

典明の言った通り拡張器が姿を変えて死神13(デスサーティーン)へと変化を遂げた
アタシは急いでスタンドを出そうとするが出る気配が一切ない

ポルナレフが目の前で死にそうだと言うのになんというざまだ！

『くそっ、アタシのスタンド(アテーナ)も出ないぞ！！』

「Aもか！？」

「ラリホー、夢の中で死ねるなんてロマンチックだと思わないか？」

いよいよポルナレフの口に鎌がかけられた時、ポルナレフの姿が薄くなっていく
ジョースターさんか？誰だ…承太郎？とりあえず助かった、と息をつくのもつかの間、今度はアタシに標的を変えてきた

「惜しい…ポルナレフを起こした奴がいるな…！運の良い奴

ラリホ～…まあいい、どうせ目を醒ましたところで記憶は消えてるんだからな…！また眠ったところをやればいいのさ…」

死神13(デスサーティーン)はアタシの首を掴み今度こそ鎌をあげる