【JOJO】助っ人が無双してスタクル救済するお話② (ページ23)

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恋人⑧ ページ23

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「ギニャぃァァｧ!!!」

クシャり、とラバーズが潰されるとダンの体もクシャリとひんまがった

「どうせこんなことを企んでるんだろうと思ったぜ。

俺のスタープラチナの正確さと目の良さを知らねーのか？そしてそのスタープラチナはもちろん俺の仲間であるAにもきちんと警戒をしていたからな」

『まあアタシのスタンドは承太郎には劣っちゃうからね…でも、本当に私たちのこと予習してきたの？』

手足が変な方向にひんまがったダンは後ずさりながら必死に弁解をしている
そして二人に媚びを売り許してくれ、と頼み込む
しかし承太郎のスタープラチナがその手を開いた時、ラバーズは。近くに居た少女の脳に入り込んで行った

「てめぇーらァ～～！

バァカめ！そこの女の子を見な！今その女の子の耳の中に私のスタンドラバーズが入った！脳へ向かっているッ！

動くんじゃねーっ承太郎にAよォｯ！」

ダンはそのまま調子に乗るように手にしたナイフを2人の背中へと向ける
Aと承太郎はため息をついてダンを振り返る

「おい！動くなといったは……ず……はず…」

いきなりダンの動きが鈍くなり。そのままガチりと固まった
承太郎とAはそんなダンに近づく
Aは精一杯背を伸ばしてダンの手を握り、妖しく微笑む

『…プツリ刺すんじゃあなかったかしら…ねぇ、ダン？』

「か、体が動かせない～なっ、なぜ～～！？」

そこでようやくハッとしてダンはスタンドのラバーズに巻き付くものの正体に気づいた

『本気(マジ)に気づかなかったのね？典明はあんたのスタンドにハイエロファントの触手を巻き付けてたって訳！タコ糸のように向こうから伸びてんのがわからんとは…余程無我夢中だったらしーわね』

全てを理解したダンはまたもや二人に謝罪の言葉を並べる。
しかし二度目をしたダンに容赦はない。

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーｯ!」

『ウララララララララララララララララララーｯ！』

2人に殴り飛ばされたダンはそのまま建物へと一直線
そのまま承太郎はメモの1ページを剥がしてダンに投付ける

「ツケの領収書だぜ。」

そのままふたりはその場をあとにするように背を向けた

『あ、あの、承太郎…』

「うるせぇ、そういやキスもされてたよな？あの男は良くて俺はダメか？」

『い、いや全然承太郎の方が全然嬉しいが…』

「！！！！」

花京院の話によると承太郎たちの向かってきた方向から《ズキュゥゥゥン》とかいう音が聞こえたんだとか