【JOJO】助っ人が無双してスタクル救済するお話② (ページ3)

今日:19 hit、昨日:3 hit、合計:57,603 hit

運命の車輪⑤ ページ3

.

ぐんぐんと前へ進む車
道は険しく山道であるにも関わらずものすごいスピードで前へ前へと進んでいくのをポルナレフ達は不審に感じながらもアクセルを踏む

ポルナレフ達は左右に別れた道を標識に従い右に曲がったがしかし、その標識は歪んでおり。ポルナレフたちが向かった方向は《危険-行き止まり》の文字がある道であった

「おかしいな、地図によるとこの辺のパキスタンへの道はトンネルがあって鉄道と並行して走るはずなんだが……」

「どうでもいいぜ、すぐ捕まえるからよッ！」

Aも花京院の持つ地図を覗き込み頭を抱えていた
たしかに自分たちの通っている道は明らかにこの地図とは違うのである

『ううん…すまん典明、地図借りてもいいか？』

「えぇ…」

「野郎ッ！あそこの…次のカーブで絶対捕らえてやるぜッ！」

ポルナレフたちがカーブを曲がったと同時にAが地図を見て目を見開いておい！と叫んだ

『この道アタシ達が目指した道と反対だぞ！？こっちは行き止まりだ！』

「んなっ！！？」

「ほ、本当だ…！行き止まりだッ！」

急ブレーキを踏んで目の前の崖に落下するのを回避した一行は前にいた車の行方を探すが全くどこにも見当たらない

「まさか墜落して行ったんじゃあねぇだろうな…」

承太郎がそういった時後方から《ドカン！》と車同士が衝突する音が聞こえ、全員がいっせいに後ろを振り向く

「「『なにィ～～！！！』」」