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「おや？随分と可愛らしい鳴き声がすると思ったら…鳴き声通りの愛らしい小鳥だね。一体どこから落ちてきたんだい？」
「っわ！！？Mephistoさま！？」
「ふふ、私を知っているのかい、ということは……いや、というか君もしかしてゴエティアの悪魔… Paimonのとこの倅か？見覚えがあるな」
勝手に家を抜け出して迷子になったその時だった。まだほかの悪魔の膝ほどしか身長もなく力もない、途方に暮れたStolasを拾ったのがMephistoだったのだ。
地獄の王とされるLuciferはあまり表に顔を出しはしないが、その一番の部下であり側近と言われるMephistoは良く地獄の様子を見て回っている。だからStolasもMephistoを知っていたのだ。
「ぼ、ぼくその」
「Oh！ 泣かないで my little sweetie〜？大丈夫、なにも怖いことなどないさ」
「っ、あ、あの。ちょっとだけ外に出るつもりが、迷子になっちゃって……」
「Hmm…子供にはよくあることさ！そんなに泣くことじゃない、ほらお顔を上げて？」
Mephistoは元天使だと聞いたことがある。StolasはMephistoの目を細めるほどの美しい翡翠に、感動したように目を奪われていた。
Mephistoはそんな様子のStolasに首を傾げつつ、辺りを見渡してから大きな翼を広げさせた。
「わぁ…！！」
「空中散歩はお好きかな？」
「すごい！！こんなに高く飛べるんだ！！」
「ふふ、あぁもちろん。
「ありがとう、Mephistoさま！！」
嬉しそうに羽を揺らし、くるくると喉を鳴らしているStolasを見てMephistoは少し考えるように目を細めたあと、ニコリと笑ってStolasに目を向けた。
「Mephyと呼んでおくれ、…君は」
「ぼくはStolas！」
「Stolas王子、短い付き合いだがよろしく頼むよ」
「よろしく、Mephy！！」
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ついにﾍﾙｳﾞｧﾎﾞｽ全話見ました！その記念にStolasとのお話でしたが出来たら番外編ではﾍﾙｳﾞｧのキャラとも絡ませたいと思います！！
Stolas→小鳥の頃からの知り合い/恋愛のお師匠/優しいひと、まさか逆の猫を被ってるとは思ってもない
Mephisto→可愛い小鳥/Stolasの想い人がインプと聞いて不安で仕方ない、変な話を聞かせたせい？？/取り繕った姿で話すが、ep8後にほぐれる
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匿名 - ああ〜っ！！！！推しが今日も尊い〜っ！！！！貴方様の作品が私の生きる糧……、推しの供給少なすぎる中での癒しです……。 (3月16日 21時) (
レス) id: 0e669f45e3 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - ぬこさん» そのお言葉すっごく嬉しいです〜！！皆様に楽しんで分かりやすく読んでもらえるのが一番なのでこれからも精進します！二回もコメント嬉しいですありがとうございます！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - もなさん» わーんありがとうございますー！！一応区切りは着きましたがいかがだったでしょうか！？まだ続く予定なのでこれからもよろしくお願いします！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 更新お疲れ様です！いつも楽しく見させていただいてます😊 過去話とても楽しみです♪応援しています。 (3月6日 19時) (レス) @page25 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - この作品に出会えてとても嬉しいです！凄く面白いです。物語の描き方が丁寧で、想像しやすいです！😆 (3月3日 16時) (レス) @page14 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月23日 16時
