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「…貴方はつよいのですわね、Charlie」
「……そんなことないわ、今だって絶賛落ち込み中よ？」
「ふふ、貴方なら乗り越えられますわ。乗り越えられないはずがない」
Mephistoからの一途な信頼はCharlieの心を上向きにさせるのに十分と言って差し支えなかった。
そうして今度はMephistoがCharlieの頬に手を伸ばし、優しく撫でる。親指でLuciferとそっくりの頬に触れると、Charlieはくすぐったそうに笑う。
「いつもそうやって撫でてくれるよね」
「……えぇ、昔を思い出しますわ」
「Mephyは泣き虫ねぇ」
瞳に涙の膜が貼られたと分かったのだろう、Charlieは眉を下げて笑うとMephistoの手を引いてベッドに倒れ込んだ。
Mephistoもされるがままにベッドへ倒れ、Charlieの顔にかかってしまった髪の毛をわけて耳にかけてやる。
「…ねぇ、Charlie」
「Mephy、どんな私でも可愛い子だと言ってくれる？」
「！…当たり前でしてよ！どんな姿になろうと、…何をしていようと貴方は私の可愛いCharlieですわ。」
Mephistoがそう笑うと、Charlieも嬉しそうに笑ってMephistoに微笑み返した。
「…おやおや、てっきり落ち込んでいると思ったのですが？」
「Alastor」
「ふふ、一足遅かったわね？協力者さん」
Alastorのノイズがかった声に反応して起き上がったMephistoの裾をつかみかけて、Charlieは手を引いた。
それに気づくことも無く、MephistoはAlastorに目を向けながらベッドから降りる。
「でもまぁ、なにかネタを持っているんですわよね？」
「えぇ、目敏いですね」
「…わたくしは、少し出てきますわね」
ではまた、と言ってCharlieの頭を撫でるとMephistoは煙を立てて消えてしまった。その背中を追いかけようとしてCharlieの手は空を切った。なんだかどこかの誰かの気持ちがわかるような気がして、Charlieは空ぶった手を虚しそうに見つめていた。
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匿名 - ああ〜っ！！！！推しが今日も尊い〜っ！！！！貴方様の作品が私の生きる糧……、推しの供給少なすぎる中での癒しです……。 (3月16日 21時) (
レス) id: 0e669f45e3 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - ぬこさん» そのお言葉すっごく嬉しいです〜！！皆様に楽しんで分かりやすく読んでもらえるのが一番なのでこれからも精進します！二回もコメント嬉しいですありがとうございます！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - もなさん» わーんありがとうございますー！！一応区切りは着きましたがいかがだったでしょうか！？まだ続く予定なのでこれからもよろしくお願いします！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 更新お疲れ様です！いつも楽しく見させていただいてます😊 過去話とても楽しみです♪応援しています。 (3月6日 19時) (レス) @page25 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - この作品に出会えてとても嬉しいです！凄く面白いです。物語の描き方が丁寧で、想像しやすいです！😆 (3月3日 16時) (レス) @page14 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月23日 16時
