日常2 ページ38
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「Mephyー、……あれ？Mephy見なかったか？」
「Mephyならついさっき魔法で部屋に戻ったけど、どうしたの？」
「……いや、そうか。」
悪ぃな、と言って手をふり居なくなったAdamをCharlieは呆然と見つめていた。Adamが？あのわがままで天上天下唯我独尊のAdamが？？お礼をしただと？？
「そーいやさぁ、アイツ丸くなったよね」
「ほんと、ありえないくらいね」
「…す、すごい……Mephyの力って…」
「まぁ…噂なんだけど、Adamがエクソシストを取り仕切るようになったのも元々Mephyを探すためだった、って聞いたよ」
CharlieとAngelの会話を聞き、Vaggieがなんとなしにそう答えた。するとCharlieが勢いよくこちらを振り向き、本当に！？とCharlieが目を輝かせながらVaggieの手を握った。
「えぇ、実際最初の数年間Adamは誰か探してるみたいでこっちに見向きもしてなかったわよ」
「…ほんっとにMephyの事が好きなのね、彼」
Charlieが複雑そうな顔でそういうのを、気持ちはわかるのかAngelとVaggieが神妙な顔で頷いていた。
AdamがMephistoにベタ惚れだと言うのはこの数日で分かりきったことであった。
まず最初にAdamはMephistoに特別甘い、天使と悪魔として対立していた頃とは日にならない甘さだった。
外に出る時もMephistoを内側に守るように歩き(Mephistoの方が強いが)、夜は部屋までエスコートする。
Mephistoが普段着にしていたタートルネックのインナーも見た時は「なぜそんなに露出の高い服を着ているんだ！」なんて角を出す勢いで怒っていた。しかしまぁMephistoは服を変えることはしなかったのだが。
「まさか地獄であんな純愛見ることになるなんてね」
「いや、純愛ってほど純愛じゃないわよ。たまに丸一日部屋から出てこないし、Mephyの声はカスカスでおびただしい数の歯型ついてるし…」
「あー…まぁ独占欲強そうだよね、一万年の片思いとか…」
VaggieとAngelの会話を聞いてCharlieはめを見開く。え？Mephistoが丸一日部屋から出てこないのは中で仕事をしているからじゃないの？？たまにノースリーブじゃなくて長袖を着てるのは気分じゃなかったの？もしかしてAdamの歯型とキスマークを隠すため？
「…そ、そんな……」
「えっ、今どこにショック受けたわけ？？」
「Charlie、わかるわよその気持ちは」
幼い頃から世話をしてくれていた、大好きな優しいお姉さんがいけ好かない派手男に夜な夜な抱かれまくっていると知ればいくら地獄のプリンセスと言えどショックは受けるのだ。
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匿名 - ああ〜っ！！！！推しが今日も尊い〜っ！！！！貴方様の作品が私の生きる糧……、推しの供給少なすぎる中での癒しです……。 (3月16日 21時) (
レス) id: 0e669f45e3 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - ぬこさん» そのお言葉すっごく嬉しいです〜！！皆様に楽しんで分かりやすく読んでもらえるのが一番なのでこれからも精進します！二回もコメント嬉しいですありがとうございます！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - もなさん» わーんありがとうございますー！！一応区切りは着きましたがいかがだったでしょうか！？まだ続く予定なのでこれからもよろしくお願いします！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 更新お疲れ様です！いつも楽しく見させていただいてます😊 過去話とても楽しみです♪応援しています。 (3月6日 19時) (レス) @page25 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - この作品に出会えてとても嬉しいです！凄く面白いです。物語の描き方が丁寧で、想像しやすいです！😆 (3月3日 16時) (レス) @page14 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月23日 16時
