むかしのある話 ページ26
Ep8まで終わりましたー！区切りもいいし続編も分からないのでこれからはヘルヴァボスとのコラボとオリジナルの話、そして過去の話を中心に進めていきます。
細々出ていた過去編の完全版となります。
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むかしむかしある所にそれはそれは美しい天使様が居ました。
好奇心旺盛な天使様は神によって創造され、生まれたその瞬間から天国を飛び回りました。
見渡すもの目に映るもの全てが輝き、こちらを呼んでいるように見えたのです。
そんなお転婆天使様を、神は“MephistoPheles”と名付けました。
神に与えられた名を喜んで受けとり、天使様は背中に生えた6枚の羽を羽ばたかせて高く舞い上がります。
風の声を聞きながら、何度も何度も天使様は空を飛びました。
そしてそこに現れたのは、同じく熾天使であるLuciferだったのです。Mephistoよりも少し早く作られたLuciferは、Mephistoの手を引いて色々な場所を案内しました。そうしていくうちに二人は仲を深め、一緒にいるようになっていきます。
Seraという最高位の熾天使に教えを請いながら、Mephistoはだんだん成長していきました。
しかしある日、神がMephistoに命じました。
Luciferを守り、Luciferの盾となれ。Luciferに仕え、その傍で息絶えるよう。
Mephistoは生みの親である神からのその命を聞き入れ、Luciferと一歩距離を開けてしまいます。
それを許すLuciferではありませんでしたから、すぐにふたりの関係は良好に戻っていきました。
そんなある日のこと、LuciferはMephistoをある場所へと連れていきました。
そう、これこそがAdamとの出会いの場所、
“「……これ、聞いてて楽しい？」”
“「続けて！！」”
“「……そう」”
LuciferとMephistoの関係は表向きには主従関係です。新しいものに目がなく、決まったことを嫌うLuciferは天国での定例会に行くのも面倒くさがるような天使でした。
しかし起こられるのはその下に着いたMephistoです、MephistoはいつもLuciferを引っ張って会議へと向かっています。
「待ってくださいまし、Lucy！そっちは」
「大丈夫さ！僕を信じて！」
どっかのプリンスのようなことを言いながら、LuciferはMephistoの手を引きます。結局MephistoはLuciferにはどこか甘く、まぁ飛ばせば間に合うか、と甘んじて手を引かれてしまうのです。
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匿名 - ああ〜っ！！！！推しが今日も尊い〜っ！！！！貴方様の作品が私の生きる糧……、推しの供給少なすぎる中での癒しです……。 (3月16日 21時) (
レス) id: 0e669f45e3 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - ぬこさん» そのお言葉すっごく嬉しいです〜！！皆様に楽しんで分かりやすく読んでもらえるのが一番なのでこれからも精進します！二回もコメント嬉しいですありがとうございます！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - もなさん» わーんありがとうございますー！！一応区切りは着きましたがいかがだったでしょうか！？まだ続く予定なのでこれからもよろしくお願いします！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 更新お疲れ様です！いつも楽しく見させていただいてます😊 過去話とても楽しみです♪応援しています。 (3月6日 19時) (レス) @page25 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - この作品に出会えてとても嬉しいです！凄く面白いです。物語の描き方が丁寧で、想像しやすいです！😆 (3月3日 16時) (レス) @page14 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月23日 16時
