本音 ページ14
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「やぁCharlie、遅くなってごめんよ」
「パパ！！…Mephyまで！？」
「さぁ、Adam。わたくしの愛しい子よ…ここで決着をつけましょう。」
LuciferがCharlieを横抱きにすると、その後ろから大きな翼で羽ばたくMephistoが姿を現した。
ぐっと目を閉じたと思うと、次の瞬間にはMephistoの翡翠色の瞳が黄金に染まり、眼球は血のような赤色に包まれる。
そして六つの瞳が姿を現し、天使だった頃のように額にも裁きの瞳が姿を現した。
Adamはそれを見て目を見開き、高揚したように頬を少し染めるとニヤリと歪に口角を上げて見せた。
だってこんなにいいことってあるか！！？普段自分を隠し、優しく見せるMephistoが！！！こんなに怒りをむき出しにしているなんて！！！
「ふ、ははは…！！良いじゃないか、変人の相手はゴメンだがお前の相手ならしてやってもいい！！」
「余裕をぶっこいていられるのも今のうち、でしてよ」
対するMephistoも久しぶりの戦いに心を躍らせているのか、ニヤニヤと大きく口角をゆがめて笑っていた。
ピリつく空気、バチン、とMephistoの太いしっぽがしなった瞬間、戦いの火蓋は堕とされた。
「いつからそうなってしまったの、Adam」
「お前には関係ない話だ、ビッチ！！」
「関係ありますわ！！」
MephistoがひらりひらりとAdamの攻撃を避ける、Adamは忌々しそうに舌打ちをしながら逃げるMephistoを執念深く追いかけ、ギターをふりかざす。
「いいや、ないね！！私を置いて行ったアンタには、何の関係も！！」
Adamが今までで1番大きく、広く振りかぶってギターから黄金の光線を放った。MephistoはAdamの言葉に目を見開き、思わず震えて動きを止めてしまった。
それは想像もしていなかったのか、技を向けたAdamまで驚いたような顔をしてしまう。
「ばっ、Mephy！！」
「ッ！！？ガ…っ」
「Mephy！！」
モロに天使の攻撃を食らったMephistoは歯を食いしばって肩に触れる。ドロドロと金色の血が溢れ、Mephistoの止血のために寄せた手へと付着していく。
Adamの頭にバチンとあの日の光景が蘇る。そうして思わずギターから手を離しそうになった瞬間、怒りに身を任せたLuciferがAdamを殴り飛ばし、地面へと吹き飛ばした。
「Adam！！」
「これ以上Mephyを苦しませるな！！Adam！！お前という男は、一万年の間ずっと、ずっとMephyの心を蝕んできた！！解放してやれ、Mephistoを！」
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匿名 - ああ〜っ！！！！推しが今日も尊い〜っ！！！！貴方様の作品が私の生きる糧……、推しの供給少なすぎる中での癒しです……。 (3月16日 21時) (
レス) id: 0e669f45e3 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - ぬこさん» そのお言葉すっごく嬉しいです〜！！皆様に楽しんで分かりやすく読んでもらえるのが一番なのでこれからも精進します！二回もコメント嬉しいですありがとうございます！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - もなさん» わーんありがとうございますー！！一応区切りは着きましたがいかがだったでしょうか！？まだ続く予定なのでこれからもよろしくお願いします！ (3月6日 20時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 更新お疲れ様です！いつも楽しく見させていただいてます😊 過去話とても楽しみです♪応援しています。 (3月6日 19時) (レス) @page25 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - この作品に出会えてとても嬉しいです！凄く面白いです。物語の描き方が丁寧で、想像しやすいです！😆 (3月3日 16時) (レス) @page14 id: 6dcb98b8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月23日 16時
