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「やぁ」
「ギャーッ！！fxxk！！Mephisto！テメェそれをやめろと何度言えばわかるこのBitch！！」
「Haha、変わらず面白い反応をくれるね君は！なに、少し様子を見に来ただけさ」
「…Umm、俺達を嫌うお前が？」
「心配しないでくれ、決して君を労わろうとここに来た訳では無いからね」
グイッ、と顔を乗り出してそう言ったMephistoの瞳が怒りに染まっているのを見てVoxは嫌そうに眉間に皺を寄せ、溜息をつきながら目を逸らした。
堕ちたと言えど元は位の高い天使だったMephistoと戦う気など、Alastorにやられてベッドに寝ていることしか出来ないVoxにはサラサラない。
「Alastorにやられたんだろう？」
「Shit…笑いに来たのか？」
「まぁ待ちたまえ、Alastorについて聞きに来ただけさ」
「……」
いつ見ても美しい羽だと思う。VoxはMephistoが器用に羽をしまうのを見つめてどこかぼんやりとそう考えた。
しかしそんな視線に気づく訳もなく、Mephistoは本題にはいるためにVoxの前に椅子を作りだし腰掛けた。
「7年ぶりに帰ってきたそうじゃないか、ラジオデーモンのAlastorが」
「なんだ、知らなかったのかよ」
「知らないね、興味も無いものだから。」
「……アイツが舞い戻った理由なら知らねぇぞ、ただお前のとこの王女様に入れ込んでる噂だが？」
お前の方が詳しいんじゃないのか、とでも言いたげな視線を無視してMephistoは含みのある笑みを浮かべて顎を摩った。
Alastorがなぜいきなり消え、7年の月日を超えて帰ってきたのか、そして7年前に主と別れたLilithとの繋がりはなんなのか。
偶然にしてはあまりにもできすぎているとMephistoは睨んでいたのだ。
しかしまあその推測が本当だとして、Lilithが迂闊に喋らせるようなことするわけないし、そもそもAlastorが簡単に話すとも思えない。上級悪魔と言えどあの快楽殺人鬼と契約をするのは遠慮したい。
「私もその辺知らないのでね、君なら知っているかと思ったんだが間違いだったようだ」
「いきなり来てそれか、相変わずの傍若無人だな」
「Wow！君がそんなに難しい言葉を知っているなんて驚きだ！今日の収穫はそれだけかな」
ニヤニヤと笑って椅子から腰を上げ、座っていた椅子を消したMephistoはVoxからの暴言が飛んでくる前にポータルを開いた。
「まぁいきなり現れた礼だ、受け取りなさい」
「Fack you Bitch！！Oh shit…！アイツの施しを受けちまった…あとが怖いぞこれは」
消えたMephisto、その場に残されたのは身体の怪我を全て直されたVoxだけだった。
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
