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「……確かに、
はあ、と泣くふりをしてそう言ったMephistoを見て、Alastorが目を細めて面白そうに口角を上げ、Charlieは「そっか」と少しだけ残念そうに悲しそうにうなずき、変なこと聞いてごめん！と素直に謝った。
「
「……その人のこと、もう好きじゃないの？」
「Hah…好きよ、あんな人でも愛していたの。」
Mephistoは基本的に紳士的な話し方を心掛けているし、その言葉が崩れることは基本的にない。しかし本人が気を弛めた時やふとした時彼女本来の話し方が姿を現す。
Luciferの前では砕けた様子の彼女を、Charlieはずっと傍で見ていたのだ。
「…ま、しんみりした話はこれで終わりさ。今度は君達の話を聞かせておくれよ！私も今日からここの協力者になるんだ」
バサッとMephistoの背中に生えた大きな翼が開き、いつの間にか左右に集まっていたホテルのメンバーをギュッと包み込む。
にっこりと嬉しそうに笑ったMephistoが言った。
「協力者というのは少し他人行儀かな、…そうだ、私は君たちを家族と思って接しよう！！Charlieの仲間なら私の家族と言っても同義だろう」
ケタケタと笑ったMephistoを見てCharlieは嬉しそうに笑い、Huskは驚いたような表情を浮かべてMephistoを見つめる。しかしまあ幸せそうに笑うMephistoが目に入り、ふっと呆れたように笑って目を逸らした。
“家族”と呼ばれてむず痒い気持ちを覚えたAngelはバツが悪そうな顔をして浮かべるが、数秒後には肩を抱き込む羽の気持ちよさに目を細める。
Mephistoの手に抱き込まれていたPentiousはキャー！と黄色い声でも挙げそうな勢いで頬をつつみ、Charlieの隣で潰されたVaggieは何故か覚えのあるMephistoの様子をじっと見つめていた。
「(…エルフ耳にピアスをつけた、額と頬に瞳を持つ白と赤に包まれた天使。そして、宝石のように輝く翡翠の瞳…Mephistoは堕天使だ。Adamの言っていた大天使と少し似ているような…)」
「Vaggie？」
「……ううん、なんでもない。」
「どう？Mephyは！」
「…うん、まぁ。噂で聞くほど悪いやつじゃなさそうね」
「でしょう！！？VaggieもきっとMephyを気に入ってくれると思ってたの！！」
心のどこかで突っかかりを覚えたが、目の前の恋人があまりに嬉しそうに笑うのでVaggieはその考えを隅へと追いやってしまった。
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
