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少しばかり、というか完全に反応は遅いしMephistoしか見ていなかったのは丸わかりだがLuteもCharlieの存在に気づいたようで眉を寄せてそう言った。
「一体どうやってここまでここまで来たんでしょう」
「どーでもいい。あんなやつ今すぐ片付けてやる」
「お待ちを！こんな人目のある遊歩道で争うつもりですか？それに、今行けばMephisto様が黙ってない。あんなでもLuciferの子供ですよ？あなたがいくらあの男を嫌えど、Mephisto様の使える悪魔であることに変わりは無い」
Luteの口から出たMephistoとLuciferの名前に、Adamは少しだけ考えるように固まるが、いや。と首を振って口を開いた
「エクスターミネーションを待つよりずっとマシだ、Mephyもきっと！私が話せばわかってくれるさ。Luciferなんかよりもな」
エクスターミネーション、それを知るのは一部の天使のみ。Adamが面倒くさそうに放った言葉を聞いて反応したLuteがAdamの胸ぐらをぐっとつかみ寄せてまるで子供にするように告げる。
「Shhh……ボス。熾天使の命令を思い出してください」
「あーぁ、エクソシスト以外はエクスターミネーションについて知りえない。だろ？私に“Shh”はやめろ。それともそのネックレス、取ってやろうか？」
「信じられないこと言いますねボス」
胸ぐらを離されるとAdamはまたもや面倒くさそうに肩を竦めて嫌そうにそういうと、ズーと音を立ててストローからジュースを吸う。Luteは嫌そうにヒクヒクと表情筋を揺らしながら胸元に光るエメラルドをぎゅ、と掴んだ。
その瞬間、Adamの後ろに嫌な風が吹く
「部下の話を聞きなさい、Adam」
「うぉ！おぉいSera！こっそり忍び寄るのは辞めてくれよ全く……」
「殿下！…お許しを、ですがあの地獄の小娘はここで何を？」
本気で驚いた様子のAdamが大きく肩を揺らし、どうやらSeraが来ることに気づいていたLuteは驚く素振りは見せず、バツが悪そうに胸に手を当てて頭を下げた。
Luteからの疑問に、Seraはため息をついて横めにAdamたちを見やる
「あなた方があの子を抑えられなかったからLuciferが乗り出して、勘違い娘のために会議を設けた。賛成するんじゃなかった、年に一度のあれのせいで余計面倒が起きている。天国を安全に保つために許したのですよ？」
「どうしろというんだ私ひとりで」
「これ以上自体が悪化しないように出来ることはなんでもやりなさい、いいわね？」
「あー、わかったよ。」
Seraの言葉にAdamは面倒くさそうに頷き、仕方なさそうな声でそう頷いた。しかしまぁ、Adamの頭を支配しているのは別の案件である。
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
