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「Saint Peter、ここからは私が。Morningstarのお嬢さん？最高位の熾天使、Seraよ。ようこそ天国へ」
「ぃー！はぁい！Emilyよ！私も同じく熾天使！どうぞ、Emってよんで！EmmyでもEでも、好きに呼んでいいわ！こだわりなくって！」
「Mephisto、まさか貴方までここに来るなんて」
「……やぁ、Sera。久しぶりだね」
「随分、変わりましたね」
「…君たちが変わらなすぎてるだけさ、私はいつも通り」
EmilyがCharlieとそう話している間、MephistoはSeraに話しかけられ気まずそうに目を逸らしながらそう挨拶を返していた。Seraは少しだけ悲しそうに目を細めると、話の終わったらしいEmily達に目を向けた。
「天国へようこそ…！」
「愛する者よ…喜んで汝にこう言おう！」
特有のアレだ。とMephistoが片眉を吊り上げながらそのPeterから紡がれる歌声に耳を傾けながら天国への扉を進んだ。
何年ぶりかも分かりはしない、Mephistoはなんだか視線を感じるような、居心地が悪いような気分で肩を竦めながら身をちぢめてCharlieの横を歩いていた。
ついにはEmilyまで歌に参加しているのを見て、Mephistoは思わず口角を弛めてしまった。だってそうだ、まるでエデンにいた頃の自身とLuciferのようで。そこまで考えて、Mephistoは大きく頭を振った。
「Mephy、行きましょ！」
「……えぇ」
なんだか泣きそうな顔をしたMephistoを不審に思ったのか、CharlieがMephistoの手を引いてPeterやEmilyたちのあとを続いて走る。その時、Mephistoはある天使たちのそばを横切ったのだが、Charlieに手を引かれていたため、止まることも出来ずそのまま走り抜けてしまった。
「ブーーッ！！！こりゃおったまげた、今見たのって幻じゃないよな？…おい、見たか？今の」
カップに入ったジュースをストローで啜っていたAdamが思わず中身を口から吹き出し、目と眉を釣り上げてそう言った。しかしまぁLuteは案の定そばを横切った堕天使だけを見ていたようで、目を見開いてその背中を見つめている。
「…Mephisto様、相変わらずお美しいですね」
「そうそう私の初恋の可愛いMephyが居たなぁ、何百年経っても美しいままで…って違ぁーう！！お前は相変わらずアイツばっかりだな！！」
「私の天使様ですから」
「私の！！天使様だ！！…まぁ、Mephyがあれほど嫌っていた天国に来ているのも幻レベルではあるが、私が言いたいのは生意気にもMephyの手を引いてたあの小娘だよ！」
「あぁ…！あの子、一体どうしてここに…」
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
