◇ ページ38
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「Lucifer様ー、Lucifer様？」
「…Mephy！見ろ、今度の新しいアヒルちゃんだぞ！」
「またアヒルちゃんを量産してるの…？もう！何度倉庫を大きくしても足りませんわねこれじゃあ…」
倉庫が足りない、そう文句を言えどMephistoは決してLuciferの創造を止めることは無かった。
困ったような顔をして足元に転がるアヒルを手に取り、Mephistoはぷきゅ、と可愛らしい音を立てさせる。
「Mephy、私はLucifer様じゃない」
「…そうですわね、Lucy。それより今からお茶はどうかしら？わたくし特製のパンケーキもありましてよ！」
「いいな！頂こう！！」
ただでさえ大きな瞳を見開いてMephistoに迫る姿は普通の目から見れば正気では無いのかもしれない、しかしまあ慣れてしまったMephistoはなんの同様もすることなく、器用にLuciferの呼び方を変えた。するとそれだけでLuciferは機嫌を良くし、先程までいじくっていたアヒルをポイとアヒルの山に投げてMephistoの後を追いかけた。
「いつになってもLucyの夢は素晴らしいですわね、わたくしまで夢を見ているような気分ですわ…」
「…Mephy、その話はやめようって……」
「あら、なにがいけませんの？…わたくしは親愛なる友の夢を賞賛しているだけですわ！だってこんなの、あんまりにも素晴らしすぎるんですもの！！」
Mephistoは昔と変わらず、屈託なく笑う。Luciferはそんな笑顔をうかべたMephistoを見て数度瞬きをすると、眉を下げて照れたように笑って頬をかいた。
「お前はいつも私をほめてくれるね」
「当たり前ですわ」
「私が主だから？」
「馬鹿ですわね、貴方がわたくしの親友だからに決まってましてよ！！」
どん、とでも効果音がつきそうな勢いでそう言いきったMephistoにLuciferは思わず吹き出して笑ってしまう。幸いなことに口の中にパンケーキや紅茶は入っていなかったらしい。
「ふふ、やっぱり私を1番わかってくれるのはお前だな」
「わたくしのセリフですわよ、Lucy」
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Mephisto
↳Luciferの一番欲しい言葉をくれるし、Luciferの鬱を鬱とさせない発言をする。本人は特に気を使うとか考えてない
初めてLuciferの夢を見た時は思わず感動で泣いた
Lucifer
↳Mephistoの何も考えてなさそうな言葉たちには確かに救われている。夢を話したのはMephistoが一番最初。何万年も前のことなのにMephistoがずっと覚えていてくれて嬉しい
躁鬱だけどMephistoと居れば症状は軽いし、なってもMephistoがLuciferの面倒の見方を熟知してる
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ふりこ(プロフ) - 荒神さん» ありがとうございます~！！二人の行く末は一応決まっているのでお楽しみに！！ちゃんと最後まで行けるように更新頑張ります！！ (2月12日 13時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
荒神(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。これからの二人凄く気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2月11日 23時) (レス) id: b7ee1287a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふりこ(プロフ) - milkさん» わぁ~うれしすぎるお言葉をありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2月10日 23時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
milk - 凄く良い作品を書いてくれてありがとうございます🥲︎次の更新が楽しみすぎます！応援してます(´˘`＊) (2月7日 13時) (レス) @page8 id: 51fdde4063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりこ | 作成日時：2024年2月6日 0時
